SDGsを目指す企業、新しく起業した企業、歴史ある企業など、地域社会とともに成長していく岡山・香川の企業のトップに「夢」と「未来図」を語っていただくインタビュー番組。 インタビュアーは国司憲一郎。

2025年11月22日(土) 放送 [ 再放送:2025年11月24日(月) ]

(株)親和建設 (倉敷市)

(株)親和建設 (倉敷市)

専務取締役 中桐佳彦 氏

倉敷市船穂町、玉島ICからほど近い郊外に親和建設は本社を構えている。
周囲は、自社が手掛けた住宅やモデルハウスが建ち並び、「親和タウン」といえそうな風景が広がっていた。
創業から45年、地元エリアを中心に木造住宅建設、不動産分譲事業で信頼を得るビルダーである。
中桐専務は、その2代目で一級建築士、漠然と継ぐ意思はあったものの、東京の大学で学んだあとは店舗設計の会社に就職、その後、行きたかったアメリカ・ロサンゼルスで就いた工務店で、初めて家づくりを体験した。
店舗とは違い、人が帰る場所が「家」だ。
日が暮れて家に明かりが灯る光景を見て、家づくりをしようと思ったと話す。
さて、そんな中桐専務だから究極の家づくりを求めるのも無理はない。
そして新しく建てたのが、世界最高水準の住宅性能を持つパッシブハウスだ。
ドイツ生まれのパッシブハウスは、認定制度を設けており、現在岡山県内に3棟、国内でも100棟程度である。
全館空調システムを採用し、超断熱の構造を採用したパッシブハウスは、暑い寒いを感じない家、と言われている。
確かに、1階も2階もその空気感に差はなく、感じるのは森や洞窟の中にいるような静謐だ。
中桐専務は、自社のパッシブハウスを「GREEN MODERN ZERO」と名付けた。
岡山県産の万成石やベンガラ、特殊な防腐処理を施した「緑の柱」を使用し、和のテイストも入れながら、なにより住む人にとって幸福度の高い家づくりを目指している。
10月には、全国の工務店やビルダーが参加する「ハウスガードコンテスト2025」でグランプリも受賞した。
予約見学会も絶好調、新たな扉を大きく開く親和建設の「今」をトップインタビューです。

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