2024年1月27日(土) 放送 ［ 再放送：2024年1月29日(月) ］

(株)キビダンボール（倉敷市）

代表取締役　石井忠行 氏

昭和36年創業、60年を超えてダンボール一筋に邁進してきたキビダンボール。
当時、木箱を使って行商の仕事をしていたところ、知人からこれからはダンボールの時代だと言われ、父である石井誠氏が一念発起して事業を開始した。
その父が若くして急死し、忠行代表が就任したのは30歳を超えたころの話だ。
社長業の右も左もわからない中での苦労を味わい、多品種、小ロット、短納期の3本の旗を掲げ、大手とは違った独自路線を貫く製造技術を磨き上げてきた。
大手製紙会社からダンボールの板紙を仕入れ、顧客のオーダーを精密に包装設計に落とし込み、文字印刷、溝切り、成形までの一貫製造ラインが見事。
ダンボールメーカーの営業エリアは、半径150キロだそうで、西は三原、北は鳥取県東部、東は岡山県境。
したがって地元がとても大切だ、と石井代表は話す。
西日本豪雨の時はもうだめだ、と観念しかけたが、誰一人社員が辞めず、黙々と掃除片付けをしてくれた、だから今がある。
これからも社員中心で独自路線を走ります！胸を張る石井代表にトップインタビューです。