SDGsを目指す企業、新しく起業した企業、歴史ある企業など、地域社会とともに成長していく岡山・香川の企業のトップに「夢」と「未来図」を語っていただくインタビュー番組。 インタビュアーは国司憲一郎。
2025年12月27日(土) 放送 [ 再放送:2025年12月29日(月) ]
(有)杉産業(新見市)
代表取締役 杉光太郎 氏
新見市井倉、岡山県指定天然記念物の井倉洞のすぐそばに本社を構える杉産業。
もとは新見市法曽にあったが、社員が増えたため現在地に移転した。喜ばしいことだ。
国内の林業は厳しい状況にある、とイメージされがちだが、実は木材の自給率は、食料のそれをはるかにしのぎ40%越え、15年前15%だった数字に比べ大きくアップしている。
杉産業も、価格面で海外木材に対抗する厳しさはあるものの業績は堅調、木材収穫量も増え、コスト削減にも成功した。
そこには、新しい取り組み「IT×機械×人材活用」というICT林業の考えがある。
ICT、すなわち情報通信技術を林業の現場に生かすということだが、実際には、どんな取り組みがされているのだろう。
詳細は番組をお聴きいただきたいが、山で働く林業機械の巨大なアームの先端にはコンピュータが組込まれ、市場価格や顧客のニーズを判断し最適な丸太を切り出す仕組みになっている。
杉産業の山の現場は、まるでSF映画のワンシーンみたいだ。
機械のオペレーターもゲーム感覚で操作する一面があり、杉代表は、それが若い世代にフィットしているかも、と話す。
現在は、ちょうど植林した木材を収穫する時期にあたっているそうだ。
ということは、伐採後、植林しなければ林業の50年先は、ない。
その間には、木材の利用状況も変化する。
新築着工数の減少、一方でバイオマス燃料の増加など、今までになかった利用の変化も見逃せない。
ICT林業を旗印に、林業の新しい扉を開く杉産業、杉光太郎代表にトップインタビューです。
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