SDGsを目指す企業、新しく起業した企業、歴史ある企業など、地域社会とともに成長していく岡山・香川の企業のトップに「夢」と「未来図」を語っていただくインタビュー番組。 インタビュアーは国司憲一郎。

2025年7月5日(土) 放送 [ 再放送:2025年7月7日(月) ]

(有)中光商店(瀬戸内市)

(有)中光商店(瀬戸内市)

代表取締役 那須太郎 氏

美味しい練り天が大人気の中光商店、牛窓本店は観光客に、邑久駅前店は地元客を中心に多くの人が訪れる。
創業は、昭和26年で祖父の中光光行さんが始めた。
当時は牛窓の工場で作ったかまぼこ、ちくわ、おでんの材料になるごぼう天や平天をスーパーに卸す製造卸業だった。
それが20年前の水害で工場が浸水、片づけに追われる中で、2代目の父・光一さんが自前で店舗販売を決意する。
どんなものを作って売ればいいのか、そこからのスタートだった。
当時すでに一緒に仕事をしていた太郎代表も、遠方の製造会社に行き商品開発の糸口を見つけるべくがんばった。
2年ほどたった頃、10種類の練り天が店頭に並ぶ。
中光商店、自社店舗の販売がスタート、牛窓本店の誕生だった。
父光一さんは、アイデアマン、試作しては従業員の意見を聞き、客の反応を確かめ種類を増やす。
祖父光行さんがしていたように、「ちょっと持って行かれぇ」と客にサービスするのが楽しいのだ。
先代、先々代の背中を追いかけて、今はひとりで中光商店の味を追求する太郎代表。
祖父が使った石臼で新鮮な魚のすり身を作り、今では製造されていない、保管されている牛窓の塩を使い、23種類の美味しい、見事な練り天を店頭に並べる。
ネット販売も、自らが決断した邑久駅前店も順調な歩み。
中光商店3代の物語を、那須太郎代表51歳にトップインタビューです。

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