SDGsを目指す企業、新しく起業した企業、歴史ある企業など、地域社会とともに成長していく岡山・香川の企業のトップに「夢」と「未来図」を語っていただくインタビュー番組。 インタビュアーは国司憲一郎。
2025年9月13日(土) 放送 [ 再放送:2025年9月15日(月) ]
(株)ダダ上月(岡山市)
代表取締役社長 上月 智 氏
珍しい社名だが、建築用金物や工具を扱う専門商社として、業界では「ダダさん」と呼ばれ、それと知られた存在だ。
岡山市中区円山、幹線道路沿いに店舗とオフィスを構えるダダ上月。
店舗には8000点もの商材が整然と陳列され、工務店や大工職人のオーダーに瞬時に対応できる。
しかし、ダダ上月がメーカーなどに発注して取り扱う商材は、200万種類にものぼるそうだ。
ダダ上月が扱う建築用金物は、木造住宅建設用。
1軒の家を建てるのに10万本の釘が必要、と上月社長は話す。
建築基準法に則り、定められた場所に決められた金物材を使うには、広く深い商材知識が求められるのだ。
創業は昭和22年、戦後間もない時代に、祖父が鎌などの農工具を販売したことに始まる。
よく切れると評判を呼び、やがて建築用金物販売に乗り出した。
地域の大工職人とともに、そして時代の変化につれ、工務店とともに成長してきたダダ上月。
両親の苦労を何とかしたい思いで、25歳で当時のコウヅキ金物に入社した上月社長は、30歳で店舗リニューアル、法人化、社名変更など現在のダダ上月の基礎を練り上げた。
上月社長は話す。「Kanamonoya」の未来を創りたい。
全国に12000社あった金物屋は5000社に減少、衰退産業と呼ばれるゆえんだが、上月社長は事業の組み立てや、図面からの商材の拾い出しなど、改善の先に将来を見据える。
社長就任以来、社員も倍増し現場対応力も着実に進化した。
Kanamonoyaの歩む道、新しい風をわき起こす力を信じる上月社長、ダダ上月の未来をトップインタビューです。
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