SDGsを目指す企業、新しく起業した企業、歴史ある企業など、地域社会とともに成長していく岡山・香川の企業のトップに「夢」と「未来図」を語っていただくインタビュー番組。 インタビュアーは国司憲一郎。
2025年11月8日(土) 放送 [ 再放送:2025年11月10日(月) ]
鳴本石材(株) (笠岡市)
代表取締役 鳴本太郎 氏
笠岡市茂平の広大な敷地に本社工場を構える鳴本石材。
創業者は、先週ご紹介した笠岡商工会議所会頭の鳴本哲矢氏である。
そして代表の鳴本太郎氏は、長男で2代目を継いだ。
現在46歳の若きトップ、北木島の小学校時代の同級生の9割が石材関係の家のこどもたちという、石の北木島で育った。
小学3年生の作文には、日本一の石屋になる、と書いたそうだ。
そのとおり、現在、鳴本石材は、売上が国内ベスト5に入る石材卸メーカーに成長した。
石材製品を製造して全国の小売業者に卸す、石材店、葬儀社、仏壇店舗などが顧客となる。
同時に、海外の自社生産拠点から製品を輸入、同じように販売店に卸す貿易商社としての機能も持ち、グローバルで多面的な商取引が鳴本石材の強みといえよう。
石屋になれ~石屋になれ~と、眠る枕もとで囁かれていた太郎代表の「今」は、創業者である父の執念にも似た思いが作ったようにも見える。
しかし、創業者は越えられない壁のような存在としながらも、太郎代表は、それなら違う土俵で勝負すると、就任から新しい試みを次々に打ち出した。
失敗もたくさんあるけど打率より打席数とヒット数で勝負する。
オフィスの大改修、ビジネスカジュアルの実施、働く環境に変化を、そして笑顔を、鳴本石材の社内は明るく前向きだ。
ふるさと北木島にも、2017年に石の資料館を中心とした「K's LABO」をオープンした。
当初は資料館だけだったが、島のみんなにコーヒーが飲める場所が欲しいと言われ、カフェを作った。
お昼が食べられる場所をと言われ、ランチも出すように。
観光客には、レンタサイクル、海鮮BBQなど、鳴本代表らしい変化を刻む。
前回に続き、笑いに満ちた楽しいトップインタビューをどうぞ。
2025年11月1日(土)放送
2025年10月25日(土)放送
2025年10月18日(土)放送
2025年10月11日(土)放送
2025年10月4日(土)放送
2025年9月27日(土)放送