2023年5月6日(土) 放送 ［ 再放送：2023年5月8日(月) ］

横山製網(株)（瀬戸内市）

代表取締役社長　横山敬弘　氏

大正9年に故横山幾太氏が創業、4代目となる敬弘社長で104年目を迎えた老舗製網メーカーで、「刺網」を国内外の漁業関係者に卸している。
創業時、手動の機械2台で始めた工場も、今では独自に開発した機械や業界初のハイテク化も実現した。
仕入れたビニールの糸を、よりを掛ける「撚糸」、網を織る「編網」、「染色」「樹脂加工」そして真空の中で「仕上げ」、「検査」を経て提供される。
すべて自社内で行う一貫体制が、他社の追随を許さない。
国内5～60％のトップシェアを誇りつつ、北米などへの輸出も堅調、同時に、最新の製品を追い続けているのが横山製網なのだ。
そんな横山製網が、時代の変化に答え新しい分野を開拓した。
農業である。
100％バージンパルプの紙でできた農業用グリーンネット。
収穫の後、からみついたツルや茎と一緒に処分が可能、手間を大幅に省いてくれる。
新製品のグリーンネット「TENDO LEAF」をはじめ、総合ネットメーカーとして足元を固める、横山敬弘社長にトップインタビュー。