2025年6月28日(土) 放送 ［ 再放送：2025年6月30日(月) ］

(株)丸通地建(瀬戸内市)

代表取締役　近藤高弘　氏

瀬戸内市邑久町豊原、幹線道路沿いに看板を掲げる丸通地建。
地域の不動産会社として信頼を集め、瀬戸内市の不動産情報はすべてお任せと、トップを走る。
近藤代表の祖父が丸通モーターを創業、父が創業したのが丸通地建だ。
大手住宅メーカーから転身して創業した父の苦労は、地元の信頼にしっかりつながり、32歳の若さで経営を任される近藤代表の「今」を作っている。
瀬戸内市エリアを商圏としている丸通地建だが、岡山市の土地価格上昇を受け、西大寺、瀬戸内圏へと不動産を求める傾向に、しっかりと向き合っている。
岡山市が発表した「50戸連たん制度」の2026年廃止も加速の一因と近藤代表。
市街化調整区域で田畑の宅地開発ができなくなるので、市街化区域の土地の価格が、上昇しているのだ。
すでに倉敷市、総社市では制度の廃止が行われた。
建築費の高騰も拍車をかけ、若い世代が家を建てることが難しい時代に入ったといえそうだ。
近藤代表は、中古物件の扱いが倍になったと語る。
良い条件の中古物件を求め、自分でリフォームする人が増えているそうだ。
邑久町豊安で分譲地27区画の開発を行うなど、瀬戸内市の住環境整備にも大きく貢献している丸通地建、これからは賃貸物件管理やリフォーム事業にも幅広く展開したいと語った。