2023年11月4日(土) 放送 ［ 再放送：2023年11月6日(月) ］

(株)ビサン（岡山市）

代表取締役 尾﨑 進 氏

岡山市南区植松に、およそ2000㎡の本社工場を構えるビサン。
共同溝工事の際、工事の音を防ぐため防音パネルで建屋を建て、その中で施工する。
その防音パネルがビサンの出発点だ。
1968年、先代が設立した防音パネルのメーカー備讃商事として出発した。
その後、会社分割によりビサン設立、2人3脚で防音パネルの製作整備で順調な季節を過ごす。
が、順風のあとの大逆風、せっかく立ち上げた新規事業も受注ゼロとなり、工場閉鎖直前に追いこまれた。
暗い影の正体はリーマンショックと造船不況だった。
しかし尾崎代表は、あきらめない。
国のものづくり補助金を得ることができたビサンは、新しい二次元レーザー加工機を導入、搬送コンベアや産業機械関連に進出、今ではこの2つの分野で売り上げの60％を占めるようになった。
新型溶接ロボットや、ドラクエやサザエさんの音楽を響かせ走り回る搬送ロボット、5人の従業員とロボットが一緒に働く工場は、まさに「ワクワクする次世代の町工場」。
ICT化と最新設備に囲まれた工場の中で、尾﨑代表にトップインタビューです。