519日(火)

ビールの原料になる「ビール麦」の収穫作業が始まりました!

麦畑

辺り一面に広がる黄金色のじゅうたん。
太陽の光に当たるとよりきらきら輝いていますね!
まさに「麦秋」の季節です。

麦畑 遠くにはコンバイン

心があらわれますね~。
遠目からみるとふさふさして気持ちよさそうですが、触ってみるとチクっと(笑)

穂が垂れているビール麦

ビール麦は、今まさに穂が垂れて刈り取り時期なんです。
岡山市南区興除地区は、ビール麦の産地なので、この時期よく見られる光景です!

髙田正人さん

髙田正人さんの麦畑を取材しました。
例年は5月下旬に収穫作業ですが、今年は暖冬の影響で成長が早かったため、一週間ほど早く作業が始まりました。

広いビール麦畑

髙田さんは40ヘクタールを刈り取るために、最盛期には、3台のコンバインを投入して収穫していきます。

コンバインで刈り取り中

私が取材したときは2台で250アールの麦畑を、あっという間に刈り取っていました。

刈り取られた麦畑

「お酒が好きで、今年も美味しいビールが出来ればいいなと思いながら収穫しています」と話していましたよ。

ビール麦を見ている髙田さん

「麦は水に弱いので、排水作業を極力こまめにできるように栽培を心がけている」と髙田さんは話します。
湿っていると生育に影響するので、土は乾いた状態がいいんですよ!

髙田さんと千神リポーター

父の代から受け継いだビール麦作りですが、髙田さんの2人の息子さんもその跡を継ぐことを決めています!
髙田さんの今後の目標を聞いてみると、「後継者に息子2人と従業員もいるので、規模拡大しながら頑張っていきたい」と言われていました。
頼もしい家族と一緒に作ったビール麦が、立派に出来ました!

刈り取ったビール麦

刈り取ったビール麦は、愛媛のビール工場に運ばれます。
美味しいビールになってね~。
ビール麦作りのあとは、稲作が行われ、来月から田植えが始まります!

JA岡山総務部総務課 086-225-9846