女性スタッフリポーターからの写真を紹介
若手も奮闘中! 哲多和牛牧場
新見市にある哲多和牛牧場!
繁殖から肥育までの一貫経営で、飼育頭数 約1650頭の大規模な牧場です。
地元のブランド牛“千屋牛”の生産にも力を入れています。
昨年と今年、合わせて6人の若手生産者が仲間入りしました!(^^)!
そのうちの5人に会えました(#^^#)♪
出身地は、沖縄、山口、神戸とバラバラで、ベトナムから夫婦で哲多にやってきた若手もいるんです(^O^)!
大学の頃からの付き合いなんだそう(#^.^#)♡
若手同士、ふだんからとっても仲が良く、チームワークも抜群!
繁殖、哺育、育成、肥育など分野ごとに分かれているので、情報交換ができることも魅力です。
大屋日香里さんは沖縄県出身で、地元の農業大学校の教員をしていた経験もあります。
その後は、新潟や岐阜の牧場に勤務していましたが、次第に、“もっと和牛のことが知りたい”と思うようになったそうです。
そこで、和牛のルーツと関連のある“千屋牛”に興味を持ち、哲多和牛牧場を知りました。
この牧場を選んだ理由を皆さんに尋ねると、口をそろえて『親子放牧』と言います。
全国的にも珍しい、親子の放牧。
自由に動き回れるので、足腰がきたえられ、牛自身のストレスも軽減されます。
ベトナム出身のフォンさんが『いちばんベトナムに近い光景なんです』と、うれしそうに話していたのが印象的でした(#^^#)
大屋さんは、「みんな切磋琢磨しながら楽しく働いているので、とても楽しいです。日本一おいしい肉を哲多で作って、新見市を盛り上げていきたいです」と力強く話します。
みなさんと
生まれた場所、育った場所はバラバラでも目標は一緒。
日本一の牧場を目指して、牛たちに愛情を注ぎます。
- リポーター
- 古米沙世
連島れんこん
今回は連島れんこんに注目です!
倉敷市連島町鶴新田にある、高橋幹雄さんのレンコン畑へ行ってきました♫
収穫時期は8月下旬から翌年の5月まで。
年末年始に需要が高まるので、これから収穫の最盛期を迎えるそうですよ♪
この地域では「くわ」を使って掘っていきます。
土の中のレンコンがどのように育っているかをイメージしながら、傷つけないように、慎重に掘り進めます。
連島れんこんは、締まった土の中で力強く育っているので、身が詰まっているそうですよ。
シャキシャキ食感が楽しめるのが魅力とのこと(#^.^#)
特にこの時期は「味が濃い」と教えてもらいました。
高橋さんは、2022年、岡山県内の優秀な青年農業者を表彰する「矢野賞」を受賞しました!
おめでとうございます(*‘ω‘ *)
小学生に向けて、植え付けから収穫、食べるところまでの授業を行うなど、「地域貢献」に力を入れたことが評価されたそうです。
高橋さんは「地元でレンコンが有名なことを知ってもらいたいし、地域への愛着を持ってほしい。ふるさとを思い返したときに、その一部分にでもレンコンがあればうれしい」と、話していましたよ(*^^*)
さらに、2022年12月から、倉敷芸術科学大学の学生がデザインした箱で出荷しています。
収穫のときに使う「くわ」を描き、連島らしさを表現しました。
赤と黒の色合いも、スタイリッシュですよね!
「TSURAJIMA RENKON」とローマ字が入っているところもかっこいい(*’ω’*)
高橋さんは「詰まっている」というキーワードをどんどんアピールしていきたいと話していました。
「詰まっている」には2つの意味があって、1つ目は「レンコンの身が詰まっている」こと。
2つ目は「生産者の思いが詰まっている」ことなんだそうです。
すてきですよね(#^^#)
おいしさと思いをギュッと詰め込んでお客さんのもとへ届けています。
そんな連島れんこんの即売会が開催されますよ!
☆れんこん祭り
場所:農業資材専門店 晴ればれ 倉敷店
日時:2023年12月9日(土) 午前8時半~午後2時
内容:連島れんこん・連島ごぼう即売会
連島女性部によるおこわ・バラ寿司・もち販売
レンコンコロッケ出張販売
ガラポン抽選会など
ぜひ足を運んでみてください!(^^)!
- リポーター
- 難波紗也
新見高校のライスパーティー!
月に1回、農業や酪農を頑張る生徒や学生を紹介しています。
今回は、新見高校 生物生産科のみなさん!
番組のオープニングダンスも踊ってくれました♪
この日、新見高校 北校地で開催されたイベント。
その名も、『ライスパーティー』!
なんだかワクワクしますね(#^^#)
このイベントは、新見市の思誠小学校の児童と新見高校の生物生産科の生徒が、一緒に作った米をおにぎりにして食べる!というもの。
新見高校の生徒たちが、炊きたてのほかほかのご飯を用意してくれました。
おいしそうです(#^^#)♡
みんなうれしそうに、おにぎりを握ります!(^^)!
6月に田植え、9月には稲刈りと、シーズンを通して米づくりをしてきた皆さん。
今日この日を楽しみに頑張ってきました(#^^#)
自分たちで作ったお米はやっぱり一味違うそうで、『甘い!』『もちもちしてる!』と大喜び(#^.^#)♪
このあとは給食が待っているというのに、おかわりをしている児童もいました(^O^)笑
新見高校の生徒は、「1年かけて作業を一緒にすることによって、より“食の大切さ”を学んでもらえたんじゃないかと思います。『おかわり』という声がうれしかったです」と笑顔で話します。
イベントは大成功!
農業の楽しさや農作物の恵みについて、しっかりと伝えられたようです(#^^#)
- リポーター
- 古米沙世
備南のレンコン
今回注目は、備南地区で栽培されているレンコンです!!
この時期に収穫されるものはホクホクとしていて甘みが強いそうですよ~(*’▽’)
岡山市南区西七区でレンコンを育てている、藤本一平さんのほ場を訪ねました。
藤本さんは、ことし就農2年目。
高校時代からの友人の誘いをきっかけに栽培を始めたそうです!
備南地区のレンコンは、表面にツヤがあって、独特の風味・甘さが強いとのこと(#^.^#)
ミネラルが豊富な土壌のおかげで、おいしく育つそうですよ!
私もウエットスーツを着て収穫の体験をさせてもらいました!
備南地区では、ホースから水を出しながらその水圧で泥を飛ばしてレンコンを探します。
ホースの先から出てくる水の圧は、かなり強い!
右手にホースを持ち、左手でレンコンがどこにあるのかを探ります。
傷をつけないために、レンコン本体には水圧をかけず、泥に水を当てて探していくんですよ。
そうしていると、ぬるっとした泥の中に、硬い感触が!!
レンコンを見つけました!
それでもすぐに引き上げてはいけません。
ポキッと折れてしまうと商品として成り立たなくなるからです。
レンコン全体の形が明らかになってから持ち上げます!
ほ場の中の様子は目に見えないので苦戦しました(;’∀’)
1本掘るだけで一苦労!
平均すると、1日に100~150キロを一人で収穫すると聞いて、驚きました!
おせち料理の食材として需要が高いレンコン。
12月にかけて、さらに忙しくなるとのこと!
出荷の最盛期には、1日に10時間ほど収穫作業をすることもあるそうですよ!
冷え込んでほ場に氷が張った日は、氷を割り、冷たい泥水につかりながらの作業。
想像するだけで寒いし大変、、、!
おいしいレンコンが私たちの食卓に並ぶまでに、農家の皆さんのさまざまな苦労があることを知りました。
そのおいしさを知ってほしいと、備南蓮根部会がレンコンを使った料理をふるまってくれましたよ!
天ぷらに、ちらし寿司。
汁物には、すりおろしたレンコンを入れています。どの料理も絶品(:_;)♡
いろんな使い方ができていいですよね!
収穫が行われるのは7月末から翌年の3月末まで。
藤本さんは「1日当たりの出荷量を増やして、お客さんのもとによりいいレンコンをたくさん届けたい」と意気込んでいましたよ!
備南蓮根部会が育てたレンコンはJA岡山の直売所などで販売されています。
ぜひ、手に取ってみてくださいね(#^.^#)
- リポーター
- 難波紗也
小野常務とスイートピーの産地へ
JA晴れの国岡山の役員と、生産者のもとを訪れる企画。
今回は、総務担当の小野充常務理事が登場です!
小野常務と訪れたのは、倉敷市船穂町船穂。
スイートピーの生産が盛んな地域です。
JA晴れの国岡山 船穂町花き部会の木下良一さんの畑でも収穫が始まっていましたよ。
ハウスの中には、パステルカラーのスイートピーが花を咲かせていました♡
かわいい花を見ていると穏やかな気持ちになりますよね!
スイートピー特有の甘い香りにも癒されました(*´ω`*)
出荷のピークは2月~3月ごろ。
忙しいときは1日に1万2000~3000本ほどを出荷するんだそうです。
木下さんは、2021年次世代農業に向けた優れた取り組みに贈られる「農業イノベーション大賞」で選考委員会特別賞を受賞!
ハウスの中の環境を数値化し、栽培データとひも付けて管理するなど、機械やコンピューターを用いて効率化を進めています。
たくさんの機械を使いこなしていましたよ!
さらに、スイートピーの茎の誘引に使う「ピーホルダー」というアイテムも木下さんが考案したもの!
一見、普通の洗濯ばさみのように見えますが、茎が傷つかない作りになっているんです。
昔はテープで留めていたそうですが、「誰でも作業がしやすいように」との思いで考えたそうですよ♪
現在は、船穂でスイートピーを栽培するほとんどの農家が使用しているとのこと!
木下さんのアイデアが形となり、農家を支えているんですね。
「いい環境で作った方がいいものができると思うので、優しい気持ちで手入れ出来るようにしていきたい」と話していました。
小野常務は「新しい考え方にびっくりした。燃料の高騰化、肥料、資材の高騰化などの問題があるので、農家の立場に立って支援をしたい。引き続き大きく成長していくようにJAとしても力を入れていきたい」と意気込んでいましたよ!
「優しい気持ち」で育てると、より美しい花を咲かせてくれそうですね。
新たなアイデアをどんどん取り入れて、産地を盛り上げます。
- リポーター
- 難波紗也
JA岡山 フレッシュミズの活動
なんだか、にぎやかな調理室!
JA岡山女性部 フレッシュミズ部会の皆さんが集まりました(#^^#)
フレッシュミズは、JAの若手組織で、調理実習や農業体験など地域貢献を目的としたさまざまな活動をしています。
ふだんは支部ごとでの活動が多いそうですが、今回は、支部の垣根を越えて活動。
初対面同士のメンバーもいました(#^^#)
この日は、“米の消費拡大”をテーマに、米粉を使ったスイーツ作りに挑戦しました。
米粉のカップケーキを作るグループ、フルーツポンチを作るグループに分かれて調理開始!
はじめは『次の工程は?』『これでいいのかな』など、調理に集中していたみなさん。
少しバタバタと忙しそうでした(*_*)
完成が近づくにつれて、だんだんとリラックスモードに。
子をもつお母さんたち同士の会話も、聞こえてくるようになりました(^O^)
同世代の仲間にプライベートな相談事もできるのがこの取り組みのいいところ!
話を聞いてもらうのって、心の休息には欠かせないですよね(#^.^#)
交流を深めて、出来上がったのがこの3品です。
2種類の米粉のカップケーキと、かわいくアレンジされたフルーツポンチ!
どれもおいしそうです(#^^#)♡
JA岡山女性部 フレッシュミズ部会 小島あゆみ部会長は、「同じ作業をすることで会話も生まれますし、いい交流になったんじゃないかなと思います。これからも仲間を大事にして、楽しく活動していきたいです」と笑顔で話してくれました。
みなさんと
いつでも“フレッシュ”なアイデアで、地域をつなげる活動に挑戦している皆さんです(#^^#)♪
- リポーター
- 古米沙世
里海黒豚
2023年9月から販売が始まった「里海黒豚」に注目です!!
「里海黒豚」は、瀬戸内のかき殻を食べて育った岡山県産の黒豚です。
廃棄物として捨てられるかき殻を肥料に混ぜて与えているそうですよ!
かき殻には、カルシウムや良質なたんぱく質、ミネラルが豊富なので、安心・安全な肥料として最適なんです♪
黒豚の特長は、肉質がきめ細やかなこと。
シンプルに、焼いていただきました!!
びっくりするほどやわらかい!!
かむと甘みが広がりました(#^.^#)すごくおいしかったです♡
「里海黒豚」は、おかやまコープを中心に販売されています。
岡山市南区大福にある店舗に行ってきました!
精肉コーナーには、さまざまな種類のお肉がずらりと並んでいました♪
「里海黒豚」はこの看板が目印です(´▽`*)
脂の甘みを楽しみたいときはバラ肉を、あっさりとしてヘルシーなのがお好みの場合はロース肉を選ぶといいそうですよ!用途に合わせて使い分けましょう(*’▽’)
9月から販売が始まったばかりですが、手にとってくれるお客さんが多いそうですよ!
「岡山の黒豚はおいしい」と知る人も増えてきているとのこと。
「里海黒豚」は、「瀬戸内かきがらアグリ」の活動の一環で生まれた商品!
捨てるはずのかき殻を有効利用し、これまでに「里海米」や「里海卵」、「里海野菜」なども作り販売してきました。
食べることが、里海や自然を守ることにつながるんです(*^-^*)
おかやまコープ コープ大福の横田英生店長は、「『環境保全活動に参加したいけど、どうすればいいかわからない』とハードルが高いと思っていた人もいると思うけど、気楽に食べてもらって環境保全活動に参加してもらえたらうれしい」と話していました。
「里海黒豚」は、おかやまコープ全店と、はなやか精肉店、Aコープあしん店で買うことができますよ。
里海の恵みで育った良質な黒豚、そのおいしさをかみしめてみてください(*´ω`*)
- リポーター
- 難波紗也