66日(金)

ひるぜん大根出荷スタート!

「ひるぜん大根」が栽培されている、真庭市蒜山下福田の畑を訪れました♬

真庭市蒜山下福田の畑

今年は5月31日から出荷が始まったという「ひるぜん大根」。

これからが収穫の最盛期です(*^^*)

 

長くて、太くて、色白!!今年も立派に育っていましたよ!

ひるぜん大根

蒜山に夏の到来を告げる「ひるぜん大根」は、戦後に栽培が始まり、長く愛されてきました。

生産者の井藤文仁さんに、そのおいしさの秘密を3つ教えてもらいましたよ!!

生産者の井藤文仁さん

おいしさの秘密その①「土」!

蒜山の土は黒土。キメが細かく、水持ち、水はけがいいので、ダイコンの栽培に適しているんだそうです。

ストレスが少ない環境で、まっすぐ育つとのこと♪

蒜山の土

おいしさの秘密その②「気候」!

蒜山は、空気がきれいであることに加え、標高が高いので、朝晩と日中の寒暖差が大きい地域です。

その気温差で、ダイコンに甘みがのるんだとか♪

空気がきれい

抜きたてのダイコンを、生のままいただきました!

とってもみずみずしい(*^^*)水分がたっぷりです!

フルーツのような甘みが感じられてすごくおいしかったですよ。

抜きたてのダイコンを、生のままいただきました!

おいしさの秘密その③「生産者の思い」!

井藤さんは
「やわらかくておいしいと感じてもらいたい。生産者も減ってきているけど『ひるぜん大根』という名前だけは残していきたい」
と話してくれました。

井藤さんとひるぜん大根

この時期の「ひるぜん大根」はみずみずしさが魅力♬

皆さんもぜひ味わってみてくださいね(*^-^*)

リポーター
難波紗也
62日(月)

西村 大洋さん

 歴史あるブドウの産地に、新たな若手が仲間入りしました!

新たな若手が仲間入り

JA晴れの国岡山 阿新ぶどう部会 西村 大洋さん(24)です。

就農3年目、祖父が守ってきたブドウ畑を、父の了一さんと一緒に受け継ぎました。

今月からは、弟の大斗さんも加わり、家族で特産のブドウを作っています(#^^#)

左から 了一さん・大洋さん・大斗さん

左から 了一さん・大洋さん・大斗さん

作っているのはピオーネ。

植えてから16年くらいの立派な木です。

作業する西村大洋さん

西村さんがブドウ作りを始めたのは、祖父の茂隆さんが体調を崩したことがきっかけでした。

みなさんで作業中

昔からよく食べさせてもらっていたという、“おじいちゃんのブドウ”をなくしたくない一心で、広島県から移住。

近所の先輩農家からの手厚い指導や講習会に参加し、産地の一員となって頑張っています。

産地の一員となって頑張る大洋さん

『おじいちゃんはクセがあるんです』と言う西村さん。

それは、この枝の太い根元…

枝の太い根元

実は、通常より数十センチ長めに残しているんです!

枝や房が出来る際に、なるべく短くしたほうがいいそうですが、茂隆さんは、何を言われても変えませんでした。

寡黙でちょっぴり頑固な職人気質。

そんな人柄が、ブドウの木にも表れているんです(#^^#)

作業する大洋さん

西村さんは、

「まだ先輩農家と比べて、一つ一つの作業で、すごく時間をかけてしまうので、だんだん慣れて追いつけるようになりたいです。これからいいブドウを作って、少しでも地域のために頑張れたらと思っています」

と話します。

西村さんと古米

西村さんと

家族と一緒に、大切な“おじいちゃんのブドウ”を守り、いつかは、“おじいちゃんを超えるおいしいブドウ”を作ります。

リポーター
古米沙世
530日(金)

6月は「牛乳月間」料理にも牛乳を使おう

 

もうすぐ6月!6月は「牛乳月間」です。

そのまま飲んでもおいしい牛乳ですが、料理にも積極的に使ってみませんか?

コップに入れた牛乳

牛乳を使った料理を、今年も、政木クッキングスクールの政木信昭先生に教わりました!

おそろいの牛のTシャツを着て、気合十分です♬

牛のTシャツを着た、難波リポーターと政木先生

教わったレシピはこちら!

☆チキンソテー クリームソース添え(材料は4人分)

【材料】

  • 鶏モモ肉…400g
  • 塩・コショウ…少々
  • サラダ油…適量

〈クリームソース〉

  • タマネギ…200g
  • 小麦粉…小さじ1
  • 牛乳…200ml
  • ヨーグルト…50g
  • 粒マスタード…大さじ1
  • 塩こうじ…小さじ1

【作り方】

  1. 鶏肉を食べやすい大きさに切り、塩、コショウを振る。
  2. タマネギをみじん切りにして、サラダ油をひいた鍋で色がつかないように炒める。
    小麦粉を振り入れてさらに炒め、牛乳を加えてとろみが出るまで煮る。(中火にかけ、混ぜ続ける)
    ヨーグルト、粒マスタード、塩こうじ入れて味を調える。
  3. フライパンでサラダ油を熱し、鶏肉を皮目から焼いて中まで火を通し、器に盛る。
    クリームソースを添えたら完成♬
チキンソテー(クリームソース添え)

あっという間におしゃれな料理ができあがりました!

牛乳を使ったまろやかなソースには、タマネギの甘みが感じられましたよ。

粒マスタードの風味もきいていて、鶏肉の肉汁と相性抜群!

どんどん食べ進めたくなるおいしさでした(*´ω`*)

ヨーグルトの酸味があるので、後味はさっぱり。とってもおいしかったです!

試食する難波リポーター

牛乳にはたくさんの栄養が含まれていますが、牛乳は体を強くするだけではなく、心にもいい影響を与えてくれるそうです。

「イライラしているときは、牛乳を飲むとホッとする。気持ちを安定させてくれる」と、政木先生が話してくれましたよ。

政木先生

改めて、6月は「牛乳月間」!

皆さんもこのことを意識して、料理にも使ってみてくださいね(#^.^#)

リポーター
難波紗也
529日(木)

和牛焼肉 岡山そだち

毎月29日は「肉の日」!!

焼肉を食べたくなりますよね(*’ω’*)


2024年10月、岡山市北区本町にオープンした「和牛焼肉 岡山そだち」を訪れました。

JA全農が運営する焼肉店なんですよ♬

和牛焼肉 岡山そだち


オープンして半年が経過しましたが、地元の人をはじめ、観光で訪れた海外の人にも多く利用されているとのこと!


お肉は「一頭買い」をしているので、いろんな部位が楽しめるのも「岡山そだち」の魅力なんですよ(*^-^*)


岡山県内の畜産農家が大切に育てた「おかやま和牛肉」を中心に、豊富なメニューが取りそろえられています!

豊富なメニュー


今回は、岡崎店長に、人気メニューの「希少部位3種盛合わせ」を紹介してもらいました!

部位の内容は日によって異なりますが、この日は、サーロイン、ミスジ、トモサンカクの3種類。

人気メニューの「希少部位3種盛合わせ」


「トモサンカク」は、モモ肉の中でもサシがよく入っていてやわらかい部位なんだそうです。

あまり聞いたことのない部位だったので、私も興味津々(#^^#)

トモサンカク


試食させてもらうと、脂の甘みが口いっぱいに広がりました。

後味はあっさりしているので、食べやすいお肉だなと感じましたよ♪

トモサンカク


そのほかにも、低温でじっくりと調理した「おかやま和牛肉のローストユッケ」も人気!

お肉の食感はしっとりしていて、かめばかむほど、うまみが広がりました♬

濃厚な里海卵もよく絡んでいて、絶品です!

お酒に合うと人気なんだそうですよ。

おかやま和牛肉のローストユッケ


岡崎店長は

「岡山の農家が作った食材を提供させていただいているので、ぜひ皆さんに味わってもらいたい」

と話していました。

岡崎店長と難波リポーター


「岡山そだち」では、岡山県産のおいしいお肉をたくさん食べてもらいたいということで、午後5時から午後7時半まで「ハッピーアワー」を実施!

ドリンクがお得に楽しめるそうですよ (*^-^*)

しっかり食べて、農家を応援しましょう!

リポーター
難波紗也
526日(月)

松室 勇さん

 長年勤めていた会社を退職し、農家として新たな道を歩む男性を取材しました(#^^#)

松室さん

JA晴れの国岡山 びほくアスパラガス生産部会 松室 勇さん(71)は、就農3年目。

特産のアスパラガスを作っています(^O^)

アスパラガス

今は『春芽(はるめ)』と呼ばれる時期ですが収穫は終盤へ向かい、『夏芽(なつめ)』に切り替わる準備をしているころ。

夏芽はこうして親株を伸ばして、ふさふさと葉を茂らせ、光合成をすることで、栄養を吸収していきます。

アスパラガスを見る松室さん

この時期だから見られるのが、アスパラガスの花!

アスパラガスの花

なかなか見る機会がないですよね、小さくてかわいらしいです(#^^#)

2年前に専業で農業を始めた松室さん。

それを支えるのが、妻の広子さんです。

妻の広子さんと松室さん

特にアスパラガスに関しては、広子さんに『指導してもらっている』んだそう。

作業をする広子さん

たしかに収穫作業の撮影中、ずっと広子さんに質問していました(^O^)

農業を始めて、会話もケンカも増えたそうですが、結婚して41年。

新しい人生を一緒に歩む2人の絆に心温まりました(^v^)

松室さんは、

「アスパラガスは、同じ株で約10年収穫できると言われているので、最低10年は続けたいです。それまでだったら自分の体力が持つ自信はありますが、とりあえずは10年を区切りに頑張りたいです」

と話します。

松室さん夫婦と

松室さん夫婦と

アスパラガスだけでなくキュウリやナスなど、さまざまな作物に挑戦している松室さん。

まだまだこれからです!

夫婦で仲良く、長く長く農業を楽しんでくださいね(^O^)

松室さん夫婦

 

リポーター
古米沙世
523日(金)

直売所リレー「矢掛宿場の青空市『きらり』」

今回は、矢掛宿場の青空市「きらり」にやってきました!!

うどん店や鮮魚店も併設している直売所なんですよ(#^^#)

矢掛宿場の青空市「きらり」

店内には、矢掛町特産のアスパラガスが並んでいました!

太さはさまざま。この細さのものを買うことができるのは、直売所ならではですよね♪

料理に使いやすいと人気なんだそうです(*’ω’*)

矢掛町特産のアスパラガス

ソラマメなどの豆類も多く並んでいましたよ!

ソラマメ

ウメはこれからが出荷のピーク!

梅酒や梅干し、作ってみませんか?

ウメ

今回注目は、ニンニク!独特のいい香りが漂っていました!!

にんにく

矢掛町西川面でニンニクを生産している、三宅充洋さんの畑を訪ねました。

三宅充洋さんの畑

「今年は雨が多かったので生育順調」と話す三宅さん。

大きくて白いニンニクが育っていましたよ(*^^*)

話す三宅さん

三宅さんの畑では、5月下旬から6月上旬までニンニクを収穫します。

そのほとんどは、乾燥・貯蔵して長い期間出荷しますが、この時期のものだけ「生ニンニク」として出荷するとのこと!

生にんにく

みずみずしさが魅力の「生ニンニク」。

味わえるのは、全体の2パーセントほどなんだそうです。貴重ですよね。

作業する三宅さん

三宅さんのおすすめの食べ方は、カレーにニンニクを入れること!

カレーの作り方はふだんと同じでOKです。

野菜を煮込むときに、ニンニクひとかけをそのまま一緒に入れて煮込めば、ニンニクのいい香りがほのかに広がっておいしいそうですよ。

私も試してみます(^^)

三宅さん自身、毎日のようにニンニクを食べているとのこと!

「ニンニクを食べとるから元気がええなぁ」と言われることが、うれしいそうですよ(*´▽`*)笑顔の源になっているんですね。

三宅さんと

 今の時期しか食べることができない「生ニンニク」、ぜひ皆さんも楽しんでください!!

リポーター
難波紗也
519日(月)

瀬戸南高校 生物生産科

月に一回、農業や酪農を頑張る生徒や学生を紹介しています。

今回は、瀬戸南高校 生物生産科の3年生!

和牛をこよなく愛する生徒たちです(#^^#)

瀬戸南高校 生物生産科の3年生!

瀬戸南高校には、現在19頭の和牛がいます。

19頭の和牛

広場で駆け回るほど元気な牛や、運動が苦手なのんびりな牛など個性豊か。

みんな、生徒たちが育てています。

生徒さんと福姫櫻

こちらの牛は、『福姫櫻(ふくひめざくら)』。

今年で2歳になる牛です。

福姫櫻は、来年1月に行われる『和牛甲子園』に出場する予定なんだそうです。

ブラッシング

大切にしているのが、日々のブラッシングです。

ブラッシングをこまめにすることで、汚れを取り、皮膚病を防ぐことにつながります。

ブラッシング

さらに、代謝がよくなることで、皮下脂肪の厚みを減らすことも狙いです。

和牛甲子園では、肉の品質を競うので、とても重要な作業なんです。

実際に牛たちに触れると毛がフワッフワ!

ずっとなでていたいくらいでした…(#^^#)

生徒さんと牛と古米

生徒は、

「“お肉になるまで”というのは、人間からすると短い時間なので、なるべくストレスなく、快適に過ごせるようにと思っています。将来は、牛を大切に扱う畜産農家になりたいです」

と話します。

生徒さんと牛

“かわいい”からこそ、感謝の気持ちを込めて。

1頭1頭、愛情を込めて育てています。

生徒さんと牛

 

リポーター
古米沙世