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新米シーズンスタート!『早期出荷米』
岡山県内で最初に、新米のシーズンを迎えると言われる西粟倉村を訪れました!(^^)!
取材したのは、8月26日。
セミもまだまだ元気に鳴いています。
そんな中、田んぼでは、頭を垂れた金色の稲穂が並んでいました(#^^#)
西粟倉村は、岡山県で唯一の『早期出荷米』の産地です。
通常の稲刈りは、9月中旬からですが、早期出荷米は、8月下旬から始まります。
米農家の萩原 眞壽雄さん(72)も、合わせて3ヘクタールの田んぼで早期出荷米を生産しています。
作っているのは、早生品種の『あきたこまち』。
粘り気が少ない、しっかりとした粒で、食べ応えがあるのが魅力です。
標高が高く、昼夜の寒暖差の大きい西粟倉村。
田んぼの近くには山から流れるきれいな水。
おいしい米を作るには最適な環境です。
『早期出荷米』は、40年ほど前から生産が始まりました。
『岡山県で一番早く新米がとれる地域』として、田植え時期をずらして、早く刈り取りシーズンを迎えることで、西粟倉村ならではの付加価値を付けることを目指しました。
実は萩原さんは、それを地元農家に広めた第一人者(#^^#)!
実際に作って、岡山市内のデパートに直接売り込んだことがきっかけなんだそうです(#^.^#)
萩原さんは、「『もっとおいしいお米を作りたい』というのがいちばん。口に入れると甘みがあって、『あぁおいしいな』と言われるような、そんな米をたくさん作っていきたいです」と話します。
萩原さんと
早期出荷米の刈り取りは、9月上旬まで。
その後は、岡山県北部を中心に、新米のシーズンが本格的に始まります。
豊かな自然と生産者の思いが、おいしいお米を育んでいます!(^^)!