正月のおせち料理に活躍するレンコン。
今日は備南地区で作られるものを紹介します。

岡山市南区北七区の十河真樹さんの畑にお邪魔しました。
レンコンは、水がはっている田んぼの中にあります。
上からみても、どこにレンコンがあるのか分かりません。

備南のレンコンは水圧で土をよけて、掘っていきます。
どうやって見つけているのか気になりますよね？

レンコンの芽、これが手で当たってレンコンがあると分かるんだそうです。
十河さんに教えてもらうと分かるのですが、なかなか自力では探せなかったです(笑)

今年は、台風もなかったので、かなり豊作なんだそうです。
肌もツルツルで大きくて綺麗！おいしさの秘密は「土」にあります。

「粘土」なんですね。
ミネラルを多く含んだ土で、栄養などがすごく豊富なんだそうです。
十河さん曰く、この辺りは干拓地で、もともとは海。
掘っていると、貝殻とか出てきたりするんだとか。面白いですね～

せっかくなら私もレンコンの収穫体験してみたい！ということで、ウエットスーツを借りてやってみました。
歩くのもやっと・・・
そして、ホースから出る水の勢いに身体がもっていかれそうになりました。
収穫は、力のいる作業なんだということを身をもって感じました。

就農3年目の十河さん、気づいたらレンコン作りにのめり込んでいったそうです。
「ちょっとしんどそうだと思ったんですけど、やってみたら面白くて、何もない状態から真っ白なものが出てくるじゃないですか。それに衝撃を受けました」と話していました。

現在、部会のメンバーの半数以上を若手が占めています。
仲間と力を合わせて、産地を盛り上げていきたいと十河さんは意気込んでいます。
「これから100％若い人がやっていかないといけないので、誰にも負けないものを作っていくつもりでいます」

いただいたレンコンは、すべて私の大好きなきんぴらにしました(*^^*)
食感はシャキシャキ！ほのかに甘みもあって、本当に美味しかったです！

備南のレンコンの出荷は、3月まで続き、直売所はなやか各店で買うことができますよ～
お問い合わせ先は、
JA岡山 総務部総務課  086-225-9846