1123日(月)

「里海米をたくさん食べて食べてね!」

いつもは畑や田んぼに行っていますが、今回は、「お米をパック詰めする工場」です!

里海米の写真

こちら今年新しくなった里海米のパックです。
こういったお米がどのようにパック詰めされているか知っていますか?

ということで、

岡山パールライスがある場所

総社市清音柿木にある岡山パールライスの工場を見学してきました。

私小学生以来の工場見学、しかもお米の工場見学は初めてで、ワクワクしました!
工場長の松尾勇さんに案内してもらいましたよ。

倉庫の中

倉庫には袋詰めされたものが沢山・・・これは全部「玄米」なんです!
岡山パールライスでは、県の内外から仕入れたお米約100種類を精米し、パック詰めされるまでの工程を行っています。

精米機の前での写真

まずは、精米機を使って玄米から精米にします。
そのあと、虫食いにあったお米や異物を取り除く選別を2回行い、より安全なお米を届けています。

お米のアップ

いま、特に力をいれているのが、田んぼに牡蠣殻を蒔いてつくる「里海米」です。
酸化して旨味と香りが落ちてしまわないように、袋に詰める工程も工夫しています。

パック詰め

「お米を詰める際に窒素ガス充てんを行い、袋の中の酸素を限りなく少なくしています」
さらに、無洗米にすることで、環境に配慮して「研ぎ汁」を出さないようにしています。

松尾さん喋っている写真

松尾さんは、「食品ロスの削減や環境に配慮した商品となっているので、安心安全は当たり前ですが、生産者と消費者を結ぶ懸け橋として、責任を持って届けたい」と話していました。

すべての工程を3時間で終えて、新鮮なお米が消費者に届けられます。
捨てるはずの牡蠣殻を利用して作る里海米。
海から大地への資源の循環に繋がっています。

橋本社長の写真

岡山パールライスの橋本哲成社長は、「消費者の方が食べることによって、環境に優しいことに貢献できるのでより多くの方に食べてもらいたい」と。

里海米の写真

「里海米」は、Aコープ西大寺店やおかやまコープ大福店、岡山県内の百貨店で買うことができます。
里海米を食べることでも環境に貢献できるので、ぜひ沢山食べましょう!

お問い合わせ先は、
JA全農おかやま 農産部農産課 086-234-6876