84日(金)

岡山県うまいくだもの共進会

きょう紹介するのは「岡山県うまいくだもの共進会」!

岡山県・JA全農おかやま・JA岡山中央会で構成される、

岡山県うまいくだものづくり推進本部が主催の大会です。

岡山県うまいくだもの共進会会場


大会の品目は年によって変わります。

モモやピオーネなどが審査される年もありますが、今年は、「シャインマスカット」と「マスカット・オブ・アレキサンドリア」が対象です。

7月26日に総社市で開かれた、共進会の様子を取材してきました!

マスカット・オブ・アレキサンドリア


ずらりと並んだブドウは、全て生産者の自信作!

どれも美しくて、輝いて見えました(*’▽’)

岡山県うまいくだもの共進会で取材をする難波さん


今年は梅雨が長かったので、雨や曇天に悩まされた生産者が多かったそうです。

それでも、その悩みを「技術」でカバー。

質の高いものがそろったということです(*‘ω‘ *)

シャインマスカット


審査のポイントは、房の形や粒の大きさ、色など。

審査員が一つずつじっくりと見ていきます。

品定めをする審査員


粒の重さは、平均値を量るために3粒ずつ計量。

1粒が20g以上のものもありましたよ!


また、ハサミで切って種がないかどうかも確認します。

種があったら減点されるとのこと(;´・ω・)


さらに、果汁で糖度も測ります。

糖度は、岡山県として18度以上を目標としているそうです。

18度を超えるものも多くありましたよ!

会場に並べられたマスカット


最後に、実際に食べてみておいしさを評価します。

審査員は「酸味と甘みがほどほどにあってバランスがとれているものが多い」と評価。

味を点数化するのは難しいと悩みながらも、慎重に審査を進めていました。

岡山県うまいくだもの共進会の審査


ブドウは、栽培する環境によって出来るタイミングが異なるため、時期をわけて共進会を3回行います。


第1回:7月26日(水)【今回】

    JA晴れの国岡山 吉備路支店(総社市門田)

第2回:9月1日(金)

    岡山県農業大学校研修交流ホール(赤磐市東窪田)

第3回:10月13日(金)

    JA晴れの国岡山 びほく統括本部(高梁市中原町)



農家の生産意欲向上、栽培技術の向上のために開催している、「岡山県うまいくだもの共進会」。

審査委員長の、岡山県 農林水産総合センター農業研究所 赤井直彦所長は、「すばらしい房が出来ている。全国、海外にも誇れるブドウ」と、その出来にほれぼれしていました(*‘ω‘ *)

岡山県農林水産総合センター農業研究所の赤井直彦所長


表彰式は11月に行われます。

より高い品質を目指し、その魅力を広めていきますよ!
 

リポーター
難波紗也