女性スタッフリポーターからの写真を紹介
浅口市長に聞く!
市長と一緒に訪れたのは、浅口市鴨方町小坂西。
JA晴れの国岡山 浅口果樹出荷部会 虫明祝典部会長が育てているモモの畑です。
虫明部会長は、栽培を始めて14年目。
10品種のモモを作っています。
取材した日は「白麗(はくれい)」という品種が収穫時期を迎えていました。
肌が白くて美しい(*’▽’)!!
浅口市では、なんと100年以上モモの栽培が続いているそうです!
長い歴史があるんですね。
太陽の恵みがたっぷりあって、水はけのいい土地であることが、モモの栽培に適しているんだとか。
ただ、高齢化が進み後継者不足が進んでいることが問題となっているそうです。
産地をこれからも守っていくために、さまざまな取り組みを行っていて、「日曜モモづくりセミナー」も開催しています。
セミナーは、定年退職後にモモの生産を希望する人を対象に、浅口市やJA晴れの国岡山が協力して2年ごとに開いているもの。
セミナーを受けた人の中には、実際に選果場に出荷する人もいたそうですよ!
浅口市では、さらに、新しくモモの木を植えたい人や、土壌改良をしたい人などを対象に、経費の2分の1が補助される制度も導入しています。
こうした支援があるのは、心強いですよね。
栗山市長は、「これから200年300年とモモづくりが続いていくように、モモを作りたくなるような環境を作らなければならない。若い人も栽培に興味が持てるような補助金制度もこれからしっかりと考えていきたい。大勢の人に食べてもらえたら、浅口のモモの良さがわかってもらえると思う」と話してくれました。
実際に私も試食させてもらいました。
甘くて、果汁たっぷりで、優しい味。
味わうことで、大切に栽培されていることが実感できると思います。
食べることも産地を応援することにつながりますね。
- リポーター
- 難波紗也