619日(月)

高梁城南高校 環境科学科

月に一回、農業や酪農を頑張る生徒や学生を紹介しています。


今回取材したのは、高梁城南高校 環境科学科 生物環境コース 草花班の2年生です!(^^)!

授業を受ける高梁城南高校環境科学科生物環境コース草花班の2年生


この日生徒たちが取り組んだのは、“ハンギングバスケット”。

色とりどりの花を寄せ植えし、それを吊るして、空間に飾るようにして楽しむものです。

ハンギングバスケット


それぞれ、好きな花を手に取って寄せ植えをしていました。

好きな花を寄せ植えする生徒

ただそのまま植えるのではなく、花の苗を横に倒して植えるなど方法は斬新ですが、少し花が垂れるように咲くので、とってもかわいいですね(#^^#)♪

植え方を工夫したハンギングバスケット

このまま花の手入れを続けると、ふんわりとボリュームが出て、かわいいインテリアになるんだそうです!(^^)!

花を植え替える生徒


ちょっぴりカメラに緊張して、黙々と取り組んでいた生徒たち。

出来上がった時は、うれしそうな表情をしていました(*^^*)

ハンギングバスケットが完成して嬉しそうな生徒たち


生徒は、「花の名前を覚えるのは難しいんですけど、楽しいです。城南では作ったものを販売することもあるので、いつか商品になるような寄せ植えを作りたいです」と話します。

高梁城南高校の生徒と古米さん
〈生徒たちと〉


生徒と一緒にイキイキと授業を楽しんでいるのは、担当の松岡先生(*^^*)

花と接して20年ほどで、愛情と情熱にあふれた先生です。

授業を楽しむ松岡先生と生徒


松岡先生は放課後に“松岡塾”を主催しています。

花についてより興味を深めたいという生徒が集まり、フラワーアレンジメントなどに挑戦しているそうです。

生徒が作ったフラワーアレンジメント
〈生徒の作品〉


実際に、今年の『フラワーアレンジメント競技県大会』で、最優秀賞を受賞した生徒もいるんですよ!(^^)!

10月には全国大会に出場するということで、今後の活躍も楽しみです。

フラワーアレンジメント競技県大会の様子
〈大会のようす〉


環境科学科 松岡 隆雄 教諭は、「ここで学んだことは、家庭でも、社会に出たときでも、ちょっとした会話のネタにもなると思うんです。花に触れて命あるものを大切にすることや、花の名前など、ものを知る楽しさも感じてもらいたいです」と話します。


ハンギングバスケットを吊るす生徒たち

花という命あるものを育てる難しさ、そしてその尊さを学ぶ生徒たち。

この経験をそれぞれどのように将来に生かしていくのか、楽しみになりました(#^^#)!
 

リポーター
古米沙世