327日(月)

野島竜也さん(和気町吉田)

きっかけは、ある漫画のセリフ。

憧れていた農業の道へ進んだ、男性を紹介します。


ホウレンソウ生産者の野島竜也さんと妻の美和子さんと長女の弥江ちゃん

ホウレンソウ生産者 野島 竜也さん(44)です。

妻の美知子さんとホウレンソウやナスを作っています。

学校が休みの日は長女の弥江ちゃんも一緒です。


野島さんが栽培するホウレンソウ

今年は2月からホウレンソウの収穫が始まり、そろそろ終盤を迎えます。

今は、市場出荷はお休み。

なるべく大きく育てて、地域の販売店へ出荷しています。


弥江ちゃんはお父さんが作るホウレンソウがいちばん好きなんだそうです(*^^*)

この言葉には野島さんもうれしそうでした(^O^)

作業する野島さん家族


元々農業に興味を持ったのは小学生の頃です。

“農業のためにサイボーグになったおじいさん”が出てくる漫画で、『たかが農業とはなんじゃ。農業は人様が生きる上で大事なことじゃ』というセリフに心を打たれたんだそうです。

設定はかなり斬新ですが、確かに、農業への熱い想いが感じられますよね!(^^)!

ホウレンソウを収穫する野島さん


『農業とは何か』を改めて図書館などで調べていくうちに、農業への憧れを持つようになり、中学卒業後は、農業高校への進学を決めました。

作業する野島さん家族


野島さんは大阪府出身で、岡山県とは縁もゆかりもありませんでしたが、和気町は自分と同じような移住者も多く、子育て支援も整っていることから移住を決意。

いつかはしてみたいと思っていた憧れの農業の道へ進みました。

作業する野島さん


野島さんは、「農業はやってみて良かったなと思います。やってみたら、楽しいこともやりがいもいっぱいあるので。僕も“サイボーグ”になって頑張ります」と少し照れながら話してくれました(#^^#)笑

野島さん家族と古米さん

みなさんと


現在はホウレンソウの収穫とともに、ナスの土づくりに忙しくしている野島さん。

これからも愛する家族のため、支えてくれた地域の人たちのため、一生懸命、農業に打ち込みます。

リポーター
古米沙世