36日(月)

今石勝美さん・はるかさん(真庭市田原)

和牛農家として新たな夢に向かって頑張る親子を取材しました!

JA晴れの国岡山 真庭和牛改良組合 今石 勝美さんと娘のはるかさん

JA晴れの国岡山 真庭和牛改良組合 今石 勝美(まさみ)さん(47)と、娘のはるかさん(22)です。


飼育頭数は全部で80頭ほど。

母牛に子牛を産ませて、その子牛を8~9ヶ月くらい育て、出荷する繁殖農家です。

今石さんが育てている子牛


牛舎は勝美さんの父、勝吉(かつよし)さんの手作り。

木を基調としているので温かみもあり、牛舎のすぐそばには列車が走ります(*^^*)

牛舎の横に走る線路


元々は長年続く酪農家でしたが、勝吉さんの代から和牛に切り替えました。

『いつかは継がなくては』と考えていた勝美さんは、勤めていた会社を退職し、7年前に就農しました。

世話をする今石さん


娘のはるかさんは、当たり前に牛がそばにいる環境で育ちました。

動物が大好きで、中学2年生の職場体験先を決めるときは、ほかの職業には目もくれず、自宅の牧場を選びました。

牛にエサをやる今石さん

“仕事”として牛と関わることで、よりこの世界に魅力を感じるようになったはるかさん。

中国四国酪農大学校に進学し、卒業後は、新見市の和牛牧場に2年間勤務しました。

エサを食べる今石さんの牛


昔から憧れていた仕事。

昨年の4月に本格的に就農しました。

今では、学校で取得した資格をいかして、牛の人工授精にも挑戦しています。

作業する今石さん親子


はるかさんは、「まだ人工授精も獣医さんや祖父に聞いてばかりなんですが、今後は、学校で取得した資格をいかして、受精卵移植にも挑戦していきたいです」と意気込みます。


勝美さんは、「よりいい牛を安定的に育てられたらいいなと思います。病気の少ない環境にしつつ、大きい子牛ができれば。それを目指していきたいですね」と話します。

今石さん親子と古米さん

お2人と


はじめは、それぞれの道を歩んでいた2人ですが、これからは同じ場所で、家族が大切にしてきた牛舎を一緒に守ります(#^^#)

リポーター
古米沙世