女性スタッフリポーターからの写真を紹介
今石勝美さん・はるかさん(真庭市田原)
JA晴れの国岡山 真庭和牛改良組合 今石 勝美(まさみ)さん(47)と、娘のはるかさん(22)です。
飼育頭数は全部で80頭ほど。
母牛に子牛を産ませて、その子牛を8~9ヶ月くらい育て、出荷する繁殖農家です。
牛舎は勝美さんの父、勝吉(かつよし)さんの手作り。
木を基調としているので温かみもあり、牛舎のすぐそばには列車が走ります(*^^*)
元々は長年続く酪農家でしたが、勝吉さんの代から和牛に切り替えました。
『いつかは継がなくては』と考えていた勝美さんは、勤めていた会社を退職し、7年前に就農しました。
娘のはるかさんは、当たり前に牛がそばにいる環境で育ちました。
動物が大好きで、中学2年生の職場体験先を決めるときは、ほかの職業には目もくれず、自宅の牧場を選びました。
“仕事”として牛と関わることで、よりこの世界に魅力を感じるようになったはるかさん。
中国四国酪農大学校に進学し、卒業後は、新見市の和牛牧場に2年間勤務しました。
昔から憧れていた仕事。
昨年の4月に本格的に就農しました。
今では、学校で取得した資格をいかして、牛の人工授精にも挑戦しています。
はるかさんは、「まだ人工授精も獣医さんや祖父に聞いてばかりなんですが、今後は、学校で取得した資格をいかして、受精卵移植にも挑戦していきたいです」と意気込みます。
勝美さんは、「よりいい牛を安定的に育てられたらいいなと思います。病気の少ない環境にしつつ、大きい子牛ができれば。それを目指していきたいですね」と話します。
お2人と
はじめは、それぞれの道を歩んでいた2人ですが、これからは同じ場所で、家族が大切にしてきた牛舎を一緒に守ります(#^^#)
- リポーター
- 古米沙世