女性スタッフリポーターからの写真を紹介
中原沙織さん(倉敷市船穂町船穂)
2度目の登場です(^O^)
JA晴れの国岡山 船穂町花き部会 中原沙織さんです。
実は中原さん、2年前にもこの番組に出演していただいたことがあるんです。
当時は就農1年目。
まだ右も左も分からない中、懸命に作業に打ち込んでいました。
2021年
現在は、23品種ものスイートピーを手掛けています。
就農当初から、畑の広さも1.5倍に増えました(#^^#)
中原さんは、元々、医療系ソフトウェア開発に携わるプログラマーでしたが、“東京オリンピックの年に農業を始めよう!”と飲み仲間の友人と意気投合。
中原さんはスイートピー農家に。友人はモモ農家になりました。
今でも前職の経験をいかして、自作のプログラムで稼働するシステムをハウスに導入しています。
ハウスの中心にある機械で、温度や湿度、土壌の水分量などを計測。
中原さんが作ったプログラムをもとに、室温が基準を超えると、自動でハウスを開け閉めし、換気するシステムです。
さらに、細かい数値の情報はスマートフォンに送られます。
最近は、農業仲間の後輩にも、システムの使い方を教えているそうで、産地に新しい風を吹き込んでいます(#^^#)
さらに、SNSにも力を入れています。
インスタグラムより
投稿しているのは、船穂スイートピーのカタログです。
スイートピーは色水を吸わせて染色するものも合わせ、部会では現在、85品種ほどを取り揃えています。
中原さんは、どんな色でどんな名前のスイートピーなのかを一目見た時に、すぐに分かるように画像編集を工夫しました。
市場の担当者からも“分かりやすい”と好評なんだそうです(^O^)
中原さんは、「若い人の中には、『買ったことがない』という人もいると思うので、まずは手に取ってもらいたいです。実際に見れば、この良さって絶対伝わると思うので、地域のイベントやSNSを積極的に活用していきたいです」と話します。
中原さんと
手に取ってみないと分からない、繊細な色の違い、優しくて甘い香り。
中原さんは若手農家らしい目線で、たくさんの人へスイートピーの魅力を発信しています。
- リポーター
- 古米沙世