620日(月)

和牛のオリンビックへ!瀬戸南高校

月に一回、農業や酪農などを頑張る高校生を紹介しています!

今回は、“和牛のオリンピック”とも呼ばれる、『全国和牛能力共進会』の出場に向け、練習に励む、瀬戸南高校 生物生産科のみなさんです(^^)!

瀬戸南高校 生物生産科のみなさん


みなさんは、牛やニワトリなどを育てながら自ら課題を見つけ研究する、飼育類型に所属しています。

牛

5年に1回開催されるという『全国和牛能力共進会』は、今年の10月に鹿児島県で開かれます。

みなさんが出場するのは、『特別区』と呼ばれる、『高校及び農業大学校の部』です。


授業が始まると、大会に向けて、牛の健康状態を確認するため採血が行われました。

牛の採血

大きな牛を体全体でおさえ、落ち着かせているのは、3年生の竹内さん。

牛を落ち着かせる竹内さんたち

左:竹内さん
 

小学校1年生から乗馬を習う、障害馬術の選手です。

ふだん、馬と接しているからこそ、動物とのコミュニケーションはお手の物(^O^)

牛とコミュニケーションをとる竹内さん


共進会で必須になる、手綱を引いて牛を操る『調教』の練習も積極的に取り組みます。

将来は、乗馬のインストラクターや馬術の選手として活躍したいそうです。

『手綱を引いて操る』という面では、牛も馬も共通する部分もありますよね(^O^)

牛を調教する竹内さん


カメラを片手に熱心に作業を見つめるのは、同じく3年生の勝山さんです。

作業を見つめる勝山さん

昔から動物が好きで、特に牛の担当の順番が回ってくると、一番うれしいそう(#^^#)

高校卒業後は、農業大学校に進学し、将来は和牛繁殖農家になりたいという夢を持っています。


牛の調教

前に進む、後ろに下がる、右に曲がる、左に曲がる、止まる…

手綱の扱いで牛の動きを操ります。

誰が手綱を引いても、落ち着いて指示に従えるようにと、練習を重ねます。

牛の調教


全国和牛能力共進会に先立ち、7月に県大会が開催されます。

出場牛1頭と、万が一の時のための補欠牛1頭、合計2頭が選ばれます。

県大会に出場させる牛

「2頭とも選ばれるといいなぁ…」と竹内さん。

一生懸命育ててきたからこそ、一緒に晴れ舞台に立ちたいですよね(#^.^#)

瀬戸南高校 生物生産科のみなさんと古米さん

みなさんと
 

来年1月は、同じメンバーで『和牛甲子園』の出場も目指しています。

高校生の熱き戦いは、もうすぐ。

ガンバレ!瀬戸南高校!

リポーター
古米沙世