228日(月)

おにぎりで地域貢献!『穂の蔵』

 農家直営のおにぎり専門店『穂の蔵』を取材しました(#^^#)!

おにぎり専門店 穂の蔵

おいしそうなおにぎりが並びます(#^.^#)♡

並べられたおにぎり

備前市香登本にある『穂の蔵』です。

運営するのは、『いちけんファーム』。

元は建設業を営む企業がつくった農業生産法人です。

「自分たちの代わりに農地を活用してほしい」という地域の人たちからの依頼を受け、6年前から米作りを始めました。

いちけんファーム

社長の息子である、石原 辰樹さんは、いつかは自分も建設業を継ぐだろうと考えていましたが、「まさか自分が農業をやるなんて」と当時は驚いたそうです。

石原辰樹さん

石原さん
 

今では香登地域の田んぼ、合わせて7.5ヘクタールで、朝日米やきぬむすめなどを作っています。

田んぼはほとんど、地域の人たちから請け負ったものです。

7.5ヘクタールの田んぼ

『穂の蔵』は、3年前にオープンしました。

地域の人たちに楽しんでもらえるように、恩返しになればと、始めたそうです。

穂の蔵の店舗内

おにぎり店で使われているのは、朝日米です。

岡山県で昔から作られ続けている朝日米。

“冷めてもおいしい”という特長から、この品種に決まりました。

朝日米

約20種類あるおにぎり。

穂の蔵のスタッフ 定岡 沙也加さんのおススメは、『鮭』と『えび天』です。

鮭とえび天のおにぎり

程よく しょっぱい鮭が、より米の甘さを引き立てます。

えび天は、朝に揚げたばかり。

エビのプリプリとした食感と、手作りのタレが病みつきになる一品です。

定岡さんと

定岡さんと
 

定岡さんは、「私自身も田植えや稲刈りを手伝ってみて、米作りの大変さを実感しました。一生懸命作っている大事なお米をおにぎりにして、これからもそのおいしさを届けたいです」と話します。

作業する定岡さん

石原さんは米生産者として、「米作りというと、高齢のイメージを持たれる人が多いと思いますが、それを変えていきたいです。昔からの田園風景を残していくことが僕の役目だと思っています」と力強く話します。

石原さんと

石原さんと
 

平日の朝でも、たくさんのお客さんが!

地域を守るためにと始めた農業は、今では、地域の人たちの集まる場所として、たくさんの人に愛されています(#^^#)

穂の蔵

リポーター
古米沙世