122日(木)

井原市長に聞く!

今回は、井原市の大舌勲(おおした いさお)市長が登場!

大舌勲井原市長

なぜデニム生地の作業着に身を包んでいるかというと、「薬用シャクヤク」の収穫作業を手伝うため!

気合が入っています(*^^*)

みなさんは「薬用シャクヤク」を知っていますか?

薬用シャクヤク

「薬用」とつくのは漢方薬の原料となるから。

収穫したシャクヤクの根を製薬会社へ出荷し、薬や化粧品にするんだそうです。

井原市では、耕作放棄地が増加。

どうにかならないかと検討していたところ、目をつけたのが薬用シャクヤクでした。

収穫までに4年かかりますが、比較的栽培が容易で一定の収益が見込めるため、産地化に取り組むことになったんです。

2015年に本格的に栽培が始まり、2021年10月に「井原市薬用作物部会」が発足しました。

農作業をする井原市薬用作物部会のみなさん

収穫は11月中旬ごろ行います。

まずは重機で掘り起こし、その後は手作業で株と根を分けていきます。

ここの土壌は、粘土質。

粘土質であることが、高品質な薬用シャクヤクを作るのに適しているんだそうです(*’▽’)

手作業で株と根をわける

私も実際に収穫を体験しました!

最初は根をポキっと折る感覚が楽しかったのですが、結構力のいる作業。

土がなかなか取れず、大変だなぁ~と思いました。

井原市薬用作物部会の山本潔部会長は、慣れた手つきで素早く収穫作業を進めていて、「さすが!」と感じましたよ(*’ω’*)

山本潔井原市薬用作物部会長

井原市では「べにしずか」という品種の薬用シャクヤクの栽培に力を入れています。

べにしずか

大舌市長は「“べにしずか”は、井原市が栽培の権利を持っています。栽培する生産者が増え、井原市の新たな特産品になればいいなと思っています」と話してくれました。

井原市を盛り上げる新たな特産品に。

「薬用シャクヤク」に期待が高まります。

新たな特産物・薬用シャクヤク栽培

リポーター
難波紗也