女性スタッフリポーターからの写真を紹介
井原市長に聞く!
なぜデニム生地の作業着に身を包んでいるかというと、「薬用シャクヤク」の収穫作業を手伝うため!
気合が入っています(*^^*)
みなさんは「薬用シャクヤク」を知っていますか?
「薬用」とつくのは漢方薬の原料となるから。
収穫したシャクヤクの根を製薬会社へ出荷し、薬や化粧品にするんだそうです。
井原市では、耕作放棄地が増加。
どうにかならないかと検討していたところ、目をつけたのが薬用シャクヤクでした。
収穫までに4年かかりますが、比較的栽培が容易で一定の収益が見込めるため、産地化に取り組むことになったんです。
2015年に本格的に栽培が始まり、2021年10月に「井原市薬用作物部会」が発足しました。
収穫は11月中旬ごろ行います。
まずは重機で掘り起こし、その後は手作業で株と根を分けていきます。
ここの土壌は、粘土質。
粘土質であることが、高品質な薬用シャクヤクを作るのに適しているんだそうです(*’▽’)
私も実際に収穫を体験しました!
最初は根をポキっと折る感覚が楽しかったのですが、結構力のいる作業。
土がなかなか取れず、大変だなぁ~と思いました。
井原市薬用作物部会の山本潔部会長は、慣れた手つきで素早く収穫作業を進めていて、「さすが!」と感じましたよ(*’ω’*)
井原市では「べにしずか」という品種の薬用シャクヤクの栽培に力を入れています。
大舌市長は「“べにしずか”は、井原市が栽培の権利を持っています。栽培する生産者が増え、井原市の新たな特産品になればいいなと思っています」と話してくれました。
井原市を盛り上げる新たな特産品に。
「薬用シャクヤク」に期待が高まります。
- リポーター
- 難波紗也