女性スタッフリポーターからの写真を紹介
共進会を目指して 高松農業高校
月に一回、農業や酪農を頑張る高校生を紹介しています!
今回は、高松農業高等学校の畜産科学科を紹介します(#^.^#)

畜産科学科は、「大家畜専攻(酪農)」、「中家畜専攻(養豚)」、「小家畜専攻(養鶏)」、「実験動物」の4専攻に分かれます。

高松農業高校では、ホルスタインをメインに、合わせて32頭の牛が育てられています。

熱心に牛を洗っているのは、大家畜専攻の3年生 北谷さんです。
しばらく続いた雨でついてしまった泥やフンを丁寧に取り除きます。

この牛は、北谷さんのお気に入り!
北谷さんが担当していた母牛から生まれた思い入れのある牛です。
その名も「メロス」!
名作「走れメロス」から名づけたそうです(#^^#)

メロス
高松農業高校は、毎年行われる牛の品評会「共進会」に参加しています。
しかし、新型コロナウイルスの影響で、昨年は中止となり、北谷さんは、県の共進会に参加したことがありません。
今年、開催されるかはまだ決まっていませんが、実は、メロスは有力候補。
北谷さんにとって最初で最後の共進会に、一緒に出られるかもしれません。

そのために、北谷さんは、牛を綱で引く練習を、メロスは人に引かれる練習をします。
北谷さん本人は、あまり自信がなさそうでしたが、北谷さんに引かれるメロスは、とってもお利口さん(^O^)
先生たちも、「上手に引いとるが!」と褒めていました(#^^#)

山本 弘農場長は、「共進会の良さは、農家の人たちの思いを肌身で感じられること。それがいい経験になって、ここから先のものに繋がっていくのかなと思います」と話します。

熱心な大家畜専攻の生徒たちに農場長も期待しています。
北谷さんも、将来は酪農に関する仕事に就くことを考え中(^^)!
それぞれの目標に向かって、頑張ってください!

北谷さんと
- リポーター
- 古米沙世