女性スタッフリポーターからの写真を紹介
髙原幸さん(玉野市南七区)
元保育士が父の後を継いでナス作り!
日々休みなく懸命に頑張る女性を取材しました(#^^#)♪

JA岡山 備南施設茄子部会 選果販売専門委員 髙原 幸(みゆき)さん(62)です。
髙原さんは、就農7年目。
ハウス2棟で、特産の千両なすを作っています。

ツヤツヤで、黒に近い深い色合い。
実もしっかりと太り、もうかぶりつきたいくらい!
美味しそうです(#^^#)

髙原さんは、父の要さんが認知症になったことがきっかけで、就農を決意しました。
当時帰ってみると、毎日丁寧に管理されていた父の畑は、すっかり変わり、ナスが枯れ果てていたと言います。

その光景にショックを受けた髙原さんは、それから2ヶ月ほどかけて、JAの指導も受けながら畑を再生しました。

要さんは、娘が畑を昔のような姿にしてくれたことには気づいてないようでしたが、いつも畑を訪れては、ナスを眺めていたそうです。

当時は何度も同じことで怒られて、ケンカも多かったそう。
それだけ、要さんのナスへの情熱も感じられます。
そして2年前、要さんは亡くなり、今は髙原さんが懸命にこの畑を守っています。
指は、ナスの色素で真っ黒!すっかり農家の手です(#^^#)

元保育士の髙原さんにとって、今はこのナスが大切な子どもたちです(^O^)
出荷は、なんだか卒園式のよう(#^^#)
大切に育てていますよ。

髙原さんは、「今は毎日が大変で、具体的な目標も考えられないくらいですけど、毎年、今年よりは来年いいものをもっと作ろうという思いでしています」と笑顔で話してくれました。

髙原さんと
営農指導員からも、勉強熱心で信頼できる存在だと期待されている髙原さん。
これからも父の残した大切な畑で、美味しいナスを作ります。

- リポーター
- 古米沙世
- 撮影場所
- 玉野市南七区