111日(月)

守屋光男さん(岡山市南区藤田)

シャキシャキでみずみずしい藤田レタス!

藤田レタスの断面

葉がふんわりと重なっていて、ある程度隙間があるのがいいレタスの特徴です。
味見させてもらうと、みずみずしくてほんのり甘くて、その美味しさに感動しました(#^^#)!!

畑の藤田レタス

新部会長の守屋さんを取材しましたよ。

守屋光男 部会長(66)

JA岡山 藤田レタス部会 守屋光男 部会長(66)です。
守屋さんは、30アールの畑で藤田レタスを作っていて、昨年の8月から部会長としてメンバーを引っ張っています(#^^#)

畑作業をする守屋さん

藤田レタスは、霜や雪から守るため、トンネル栽培で育てられます。

トンネル栽培の様子

しかし、このトンネルをいつまでも閉じておくと、湿気でレタスが傷んでしまいます。
そこで藤田地区の生産者は、毎日朝晩トンネルを開け閉めして、こまめに換気しているんです。

換気の様子

守屋さんの畑は、1列80メートルもの奥行きですから、とにかく大変(*_*)!
全ての列を終えるのに、1時間はかかります。
“ここまで管理するのは全国でも珍しい”と、誇らしげに教えてくれました(#^.^#)

収穫されたレタス

守屋さんは、元々は製造業に勤務していましたが、父の後を継ぎ、米農家に。
55歳で早期退職し、今後の収入を考えて、地元で栽培がさかんな藤田レタスを始めました。

レタスをトンネルの上に乗せる守屋さん

収穫したら、トンネルの上に乗せて天日干し。
今まで何気なく見ていた作業でしたが、「これは、“ころし”という作業なんですよ~」と笑顔で教えてくれる守屋さん。
なんとも物騒な名前です…( ゚ω゚)。

“ころし”の作業

こうすることで、レタスの表面の葉がしんなりとやわらかくなって、包装する時に葉を破くことなく綺麗に包めるんだそうです(#^^#)

表面の葉がやわらかくなったレタス

守屋さんは、「“藤田レタス”の名を汚さないように、よりいいものを作っていきたいです。若い人ももっと増えてくれたら嬉しいですね」と話してくれました。

レタスを収穫する守屋さん

部会長として、改めて意識が変わったという守屋さん。
丁寧に丁寧に教えることを心がけています。
控えめながらも、熱意を持った農業で、地元の特産品をPRしています(^O^)!

リポーター
古米沙世
撮影場所
岡山市南区