1012日(月)

宮野晃好さん(勝央町小矢田)

毎年共進会に参加し、いい牛を育てるために頑張っている若手酪農家を取材しました。

就農9年目 宮野牧場 宮野晃好さん(31

就農9年目 宮野牧場 宮野晃好さん(31)は、乳牛をメインに、和牛と合わせて93頭を育てています。
どの牛も比較的人に慣れていて、好奇心旺盛。
体格もしっかりとしている牛ばかりです(#^^#)

体格もしっかりとしている牛ばかり

この中から、共進会に出す乳牛を決めます。
宮野さんは、毎年共進会に参加することで、次の課題を見つけ、いい乳牛を育てるやりがいにも繋げています。
しかし今年は新型コロナウイルスの影響で、相次いで中止となってしまいました。

今年は新型コロナウイルスの影響で、相次いで中止

今年出す予定だった乳牛
第一印象は、とにかく大きい!
肩幅がガッシリとしていてたくましく、足もしっかりと大きなからだを支えています。

肩幅がガッシリとしていてたくましく、足もしっかりと大きなからだ

乳牛は、長い間搾乳できることがポイント。
長生きできるような健康体が評価されます。

長生きできるような健康体

このままの体格で維持できそうなら、来年も出す予定なんだそうです。
ブラッシングをしてもらって気持ちよさそうです( *´艸`)♪

ブラッシングをしてもらって気持ちよさそうです

宮野さんは両親が酪農家で、その後を継ごうと中国四国酪農大学校に進学。
同級生で、妻の明恵さんと出会いました。

妻の明恵さん

右:明恵さん(31)

和牛を育て始めたのは、宮野さんの代からです。
乳牛を宮野さん、和牛と子牛は明恵さんと分担しています。

和牛と子牛は明恵さんと分担

明恵さんは、高校と酪農大学校で畜産や牛の勉強をしていました。
当時からの夢は、酪農家のお嫁さんになること!
いつも家族や友人に宣言していたそうです!(^^)!
そこで出会ったのが、宮野さん。
酪農大学校を卒業後、すぐに結婚し、宮野牧場の4代目として夫婦で支え合って頑張っています。

宮野牧場の4代目として夫婦で支え合って頑張っています

今年は、受精卵移植で能力の高い子牛を生ませることに成功しました。
かわいいホルスタインの兄弟、とってもわんぱくです(#^^#)
将来、この牧場の乳牛として活躍してくれます。

この牧場の乳牛として活躍

宮野さんは、「やっぱり牛が健康で長生きしてくれるような牧場にしたいなと思っています。いい牛を育て続けたいです」と話します。

宮野さん夫婦

宮野さん夫婦と時に夫婦で意見がぶつかることもありますが、目指すところは、2人とも同じ。
牛たちが過ごしやすい、思いやりのある牧場経営を目指しています。

リポーター
古米沙世