女性スタッフリポーターからの写真を紹介
実家に戻って両親と一緒に酪農を支える担い手
頭に巻いた牛柄のタオルがお似合いの女性 守時理恵さん(36)です。
「生まれた時から牛と一緒で、牛舎にいる中で自然と牛が好きになった」
理恵さんのいる瀬戸内市長船町福岡の守時牧場を取材しました。
ここでは35頭の牛を飼い、年間約260トンの生乳を出荷しています。
両親と一緒に牛の世話をしている理恵さんは、一時期宮崎県でも生活をしていましたが、この春、息子の生武貴(いぶき)くん(10)と一緒に岡山に戻ってきました。
父 修さん(63)は、理恵さんと一緒に仕事ができることについて、「いまのまま自分の代で終わりかなと思っていたんですが、娘が帰ってきてくれて元気が出たというかやりがいが出てきました」と嬉しそうに話していました。
気づいたら足を止めて「ジッと」牛を見ていた私。
というのも普段あまり間近で牛を見ることがなかったので、じっくり見ていました。
やはり牛は大きいですね。そして穏やかな牛たちばかり!
守時牧場では、牛に花の名前をつけているそうです。
理恵さんの母が花が好きで、牛の生まれた月に咲く花を名前にしているんです。
どの牛も可愛いですが、特に一押しの牛を守時さんに教えてもらいました!
マーガレットです。
少々荒っぽいところがあるそうです(笑)
理恵さんは、「両親と一緒にここで牛を飼うというのが、自分の夢で いまちょっと叶っているところがあるので、これを続けていくのが当面の希望です」と話していました。
代々続く守時牧場は、理恵さんの代で4代目です。
「規模を大きくするのではなく、今の状態を守って維持していきたい」
理恵さんは、これからも両親と一緒に実家の酪農を支えていきます!
JAおからく生乳課0868-54-1101
- リポーター
- 千神彩花