７月２日、就実なでしこホールで「劇団なでしこ」による劇『太平洋戦争岡山大空襲を知っていますか』が上演されます。劇団なでしこは、就実中学校・高等学校の同窓生１２人によって構成されていて、女優たちである団員の年齢は６１歳から８０歳。ラジまるでは、桑木千鳥さん（８０歳）にお話を伺いました。桑木さんは、１６１ｃｍの長身でスラッとスタイルがよく、ショートのヘアスタイルがとても似合い、まるで宝塚の麗人のように素敵な大先輩だったんですよ！！写真の女性が桑木さんです☆桑木さんは、劇団なでしこの代表で、脚本と語りを担当されています。劇は、就実中学校・高等学校の人権教育の一環として、後輩である在校生に向けて上演されるもので、今年で４年目。ＧＷ明けから練習を積み重ね、衣装も舞台装置も小道具も何もかも全て、団員の皆さんが準備されました。劇には用語解説や歌を合唱する演出もあり、ひとり何役もこなす舞台です。物語は、戦時中の家庭の様子、就実の授業風景や通学風景を描きながら展開し、そして迎える岡山大空襲の日。紅蓮の炎に包まれる岡山の街が舞台に広がります。これまでに劇を観た生徒の中には、涙を流す人もいたとか。先輩たちの思いが心に響いたんでしょうね。先輩から後輩へ戦争体験を伝え繋いでいく・・・私は、素晴らしい活動だと思いました。
７月２日の舞台は、一般の人も観ることができます。
開演時間 １１：１０～
上演会場 就実なでしこホール（岡山市北区弓之町１４－２３）
