111日(火)

寒さでより甘く!白ネギ

那岐山に連なる滝山や広戸仙も雪で真っ白!

雪が積もった那岐山に連なる滝山や広戸仙

その雪のように白い!

勝英地区特産の白ネギを取材しました♪

JA晴れの国岡山 岸本勝己さん

JA晴れの国岡山 勝英白ねぎ部会 岸本 勝己さん(78)は、17アールの畑で、白ネギを育てています。

昨年の11月から収穫が始まり、今が最盛期です。

白ネギを育てる17アールの畑

一本見せていただくと、とにかく太い!

大きいものだと、大体400gの重さなんだそうです。

約400gの白ネギ

この太さの秘密は、奈義町特有の、火山灰土「黒ボコ」。

やわらかい土で、白ネギが深いところまで伸び、長く育ちます。

さらに、岸本さんならではの土づくりもポイントです。

たい肥やカキ殻を肥料にした土

できるだけ化学肥料を少なくしたいと考えた岸本さんは、地元の畜産農家から仕入れた、たい肥をたくさん入れています。

さらに、カキ殻もまいているんです。

カキ殻をまく様子

カキ殻をまく様子

カキ殻は、ミネラルが豊富で、畑に栄養分を蓄えるだけでなく、病気に強い、たくましい白ネギに育つんだそうです。

たくましい白ネギ

『山の落ち葉が海に流れて、それをカキが食べているのだから、そのミネラルをもとの畑に戻せばいいじゃないか』という岸本さんの持論のもと、続けているそうです(#^^#)

白ネギの世話をする岸本さん

岸本さんは、『太くて甘い白ネギ』を作るため日々研究しています。

自身の白ネギを糖度計で測ったみたところ、11~12度くらい。

これでも十分甘いですが、岸本さんが目指すのは、なんと糖度15度!

もはやフルーツの甘さです(*_*)!!

糖度の高い白ネギ

岸本さんは、「今年は今まで作った中でも、最高の出来だと思います。糖度を1度でも2度でも上げて、甘くておいしい白ネギを作る。それが目標です」と話します。

岸本さんと

岸本さんと

目標まであと少し!

勝英地区の豊かな環境と、生産者の努力で作る自慢の白ネギです。
 

☆問い合わせ

JA晴れの国岡山 奈義ライスセンター

☏0868-36-3156

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