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岡山県は屈指の産地!ラークスパー
上品な色合いに小ぶりな花が特徴の、“ラークスパー”!
小さな鳥が飛んでいるような姿に見えることから、和名“チドリソウ”とも呼ばれています。
冠婚葬祭、どの場面でも使われているお花です。
実は岡山県は、このラークスパーの有数の産地!
笠岡市でも昔からずっと作られ続けています。
笠岡市神島を訪れました。
JA晴れの国岡山 ラークスパー研究会 仁井名 雅子さん(66)は、夫の義夫さん(73)と一緒に5棟のハウスで、ラークスパーをはじめ、小菊やヒマワリなどを育てています。
雅子さんは、花づくり44年目。
義夫さんとの結婚を機に、家業の花づくりに携わってきました。
今はホワイトのラークスパーの摘み取りが最盛期です。
ラークスパーの魅力は、主張しすぎない引き立て役のような上品さです。
どの花とも相性がいいんですよ(#^.^#)
岡山県は、ラークスパーのリレー出荷をしています。
冬から春は南部、夏から秋は北部と、順番に栽培し、ほぼ1年を通して出荷されているんです!
笠岡のラークスパーは、大阪や東京の市場で人気で、毎年この時期を楽しみにしてもらえるほど、その品質が信用されています。
特に仁井名さん夫婦の作るラークスパーは、花色が鮮やかなのが特徴です。
ハウスの日当たりが良好で、日照時間も比較的長いので、どの色もくすみが一切なく、きれいに仕上がるんだそうです。
今年は初めて、新品種の栽培に挑戦しました。
愛称“オオムラサキ”と呼ばれるラークスパーです。
青色に紫色の花びらが重なります。
珍しい色合いですよね(#^.^#)
岡山県では仁井名さん夫婦と蒜山の花農家が今試験的に栽培しています。
今までの引き立て役だったラークスパーとイメージが変わり、主役級の存在感です。
ラークスパーをもっと幅広く、そしてたくさんの人に知ってもらいたいと熱心に取り組んでいます。
雅子さんは、「切り花だけでなく小さな花を1つずつ摘んで、ハーバリウムや、プリザーブドフラワーなど、色んな楽しみ方をしてほしい」と話します。
仁井名さん夫婦と
今年は、花色もよく、特にいい出来だという笠岡のラークスパー。
JA晴れの国岡山の直売所 笠岡ふれあい青空市「しおかぜ」に出荷している日もありますよ。
お部屋の彩りにいかがですか?
問い合わせ先:
JA晴れの国岡山 笠岡アグリセンター
☎0865-66-5010