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真っ赤な辛い野菜と言えば・・・トウガラシ
緑の中で、ひと際トウガラシの赤がよく映えて、目を引きます。
トウガラシ畑があるのは、高梁市成羽町吹屋ふるさと村の近くの山の中です。
約10アールの畑でトウガラシを作っている佐藤紅商店の佐藤拓也さんに話を聞きました。
佐藤さんは、地域おこし協力隊として、京都から移住し、5年前からトウガラシ作りを始めました。
農業初心者だった佐藤さん、トウガラシが赤くなって成果が見えるのが嬉しいそうです。
「最初あまり興味がなかったんですが、だんだんトウガラシが好きになってどうやったら綺麗に作れるか、沢山収穫できるかなど試行錯誤しながら作っている。」と佐藤さんは話します。
トウガラシは一つずつ丁寧に手で摘み取っていくそうです。
実だけをとっていきヘタを残して取るそうです。
今年すでに目標としている1000個収穫したそうですよ~
収穫は10月いっぱい続きます。
気になったのが、トウガラシの花。みなさん何色か分かりますか?
白だったんです!
家庭菜園で私が育てていたピーマンの花と似ていて驚きました!!
佐藤さんの思いの詰まったトウガラシ、生のまま試食しましたが・・・後からじわじわ辛さがやってきて、やはり辛い(笑)
今年、「日本遺産」に認定された吹屋地区。
佐藤さんが考えたのは、トウガラシを使った町おこしで、軒先などに飾られ、町のイメージ作りに一役買っています。
成羽のトウガラシは、柚子胡椒などの加工品にして販売されます。
「吹屋の紅てんぐ/柚子唐辛子ソース」「吹屋の紅だるま/柚子胡椒」
早速私使ってみましたよ~
ピリ辛ですが程よい辛さで、やみつきになります(笑)
ちなみにこの料理、JA岡山厚生連の管理栄養士久保敦子さんに教えて貰いました!
レシピは、笑味ちゃん天気予報HPのレシピページに書いているのでそちらを見てください。
ご飯の上にのせてもよし!
この調味料をお味噌汁の中に入れる人もいるんだとか・・・
高梁グリーンセンター、天満屋岡山店地下「岡山贔屓(びいき)」、JAの直売所「あしん広場」などで売られています!
どんな料理にも合うこと間違いなしです(*^^*)
最後に佐藤さん意気込みを語ってくださいました。
「『ベンガラ』改め『紅辛い町』として、トウガラシを町全体で盛り上げていきたい」
JA晴れの国岡山(びほく)
高梁グリーンセンター 0866-22-4158