512日(月)

飯田 純さん

 祖父の代から続く家業を守ろうと、早期退職し就農した男性を取材しました(#^^#)

飯田さん

米麦生産者 飯田 純(あつし)さんは、全部で20ヘクタールの田んぼを管理しています。

麦

麦は順調に色づき、もうすぐ刈り取りを迎えるところ。

季節の移ろいを感じます(#^^#)

畔塗り

今の時期は、『畦塗り(あぜぬり)』という作業で、田植えの準備もしています。

畔塗り

飯田さんは36年間、大手製紙メーカーに勤め、転勤も多い、忙しい社会人生活を送っていました。

幼いころから『いつかは継ぐだろうな』と、祖父や父の背中を見つめていた飯田さん。

“父が元気なうちに”と、早期退職して就農を決意しました。

飯田さん作業中

飯田さんの父は90歳を超えているにも関わらず、大型機械を乗りこなし、田んぼの様子もこまめに確認するなど、まだまだ現役!

息子が帰ってきてくれたことが、元気の源になっているのかもしれません(#^^#)

手伝いに帰って来たつもりが、むしろついていくのが一苦労なくらい元気!

これは負けてられません…(^O^)

飯田さん作業中

飯田さんは、

「まずは前職の経験を生かして、経営に力を入れていきたいです。失敗しても、それを次の糧にして、『今年はこれで失敗したから来年はこうしてみよう』、『去年よりもおいしいお米になったな』というのを繰り返していきたいです」

と話します。

飯田さんと古米

飯田さんと

目指すは、『もうかる農業』!

『若い世代も挑戦しやすくなるような農業経営のベースを作る』ことが、今の飯田さんの目標です。

先人の知恵と技術を守りながらも、未来の農業を考えています。

田んぼ

 

リポーター
古米沙世