92日(月)

菅野 光起さん

ホテルのシェフから農家に転身!

『夫婦で農業がしたい』と吉備中央町に移住した男性を紹介します(#^^#)
 

JA岡山加茂川ぶどう部会の菅野光起さん

JA岡山 加茂川ぶどう部会 菅野 光起さん(42)です。

菅野さんは、就農2年目。

合わせて約60アールの畑で4種類のブドウを作っています。


ブドウを収穫する菅野さん

先輩農家から受け継いだピオーネは、この日が今年の初収穫の日。


菅野さんが育てたピオーネ

大きくて真っ黒な粒!

素人が見ても、いいブドウだとわかります(#^^#)


ピオーネを見る菅野さん

菅野さんはもともとホテルのシェフとして働いていましたが、働くうちに、“40歳で独立したい”という想いを抱くようになりました。

もともとは、夫婦で飲食店の経営を考えていましたが、ふだんから扱う農作物を見て、農家へのリスペクトもあったという菅野さん。

40歳を目前に、農業へ目を向けました。


作業する菅野さん

『農業がしたい』と妻に打ち明けた時は、ずいぶん驚かれたそうです(^O^)


その後は、『岡山で農業をするなら特産のブドウにしよう』と産地を見学。

加茂川地区のブドウと出会い、2年間の研修を受け、就農しました。


菅野さんが栽培しているピオーネ

菅野さんが所属する加茂川ぶどう部会は今年、『日本農業賞 大賞 (集団組織の部)』を受賞。

全国的にも高く評価されました。


菅野さんは、「先輩たちが作るような、ブドウを見ただけで『これは菅野のブドウだな』と分かってもらえる、特徴のあるきれいなブドウを作っていきたいです」と話します。

菅野さんと古米さん
〈菅野さんと〉


いいブドウを作って先輩たちに“恩返し”がしたい。

そんな特別な思いを持ちながら、ブドウ作りに打ち込みます。
 

リポーター
古米沙世