129日(月)

田中 洋一郎さん

お供え物としても身近な植物、“シキミ”。

津山市 加茂地域は昔からの産地なんですよ(#^^#)♪

シキミ


地域を引っ張る若きリーダー!

加茂シキミ生産組合 田中 洋一郎 組合長(45)を取材しました(^O^)

加茂シキミ生産組合の田中洋一郎組合長


60アールのシキミ畑は、父から受け継いだそのままの形で、守り続けています。

シキミを剪定する田中さん

田中さんの背と同じくらいある大木ですが、これは父が“甘やかしすぎて”大きくなったそう(^^)笑


実は大きくなりすぎているということで、継いでからは少しずつせん定を進め、出荷しやすいように木の高さを整えています。

シキミを剪定する田中さん

ハサミを入れるたびに、シキミのいい香りがします(#^.^#)

田中さんの60アールのシキミ畑


中学生のころから手伝いをしていたという田中さん。

現在は兼業で栽培に取り組んでいます。

平日は会社、週末は畑へ。

忙しい日々を送っていますが、表情はイキイキとしていました(#^^#)

作業する田中さん


現在組合には、15人の生産者が所属しています。

50年ほど前から始まった加茂地域のシキミ作りは、すっかりベテラン農家ばかりに。

年齢で言うと、田中さんは孫のような存在です(^O^)

作業する田中さん


そこで田中さんは、新規就農者を呼び込むため、JAとタッグを組んである取り組みを始めました。

作業する田中さん

実はシキミは、植えてから出荷できるようになるまで、7~10年かかると言われています。

そこで組合では、高齢で畑の維持が難しくなったシキミ農家から農地を借り受け管理し、いつでも新規就農者を受け入れる体制を整えています。

“就農へのハードル”を下げて、農業を始めやすい環境にしたいという、思いやりから生まれた活動です。


田中さんは、「新しいメンバーを呼び込むことで、地域のためにもなりますし、体が動かせるので健康的に過ごすことができます。連絡、待っています!」と呼びかけます!(^^)!

田中さんと古米さん
〈田中さんと〉
 

加茂地域のシキミは県の内外に1年中、出荷されています。

頼れる先輩と、大切に育てられたシキミ畑が、新しい仲間を心待ちにしていますよ(#^^#)♪
 

☆問い合わせ先☆

JA晴れの国岡山 津山東部アグリセンター

 ☏0868-29-2911
 

リポーター
古米沙世