411日(火)

有安 則夫さん

昔から酪農が盛んな、岡山市北区 建部地区の牧場を取材しました!

今では地域でも珍しい経営を長年続けています。

酪農

有安牧場 有安則夫さん(54)と、次男の真音くんに牧場を案内してもらいました!(^^)!

則夫さん・真音くん・亮代(あきよ)さん
左から 則夫さん・真音くん・亮代(あきよ)さん

有安さんは、もともと獣医師として働いていましたが、父親の後を継ぐため3年前に就農しました。

乳牛たち

牛舎にはたくさんのホルスタイン!

現在、63頭を搾乳しているそうです。

有安牧場では、作業の負担軽減を図ろうと、ロボット搾乳機を導入しています。

ロボット搾乳機

15年前に県内で一番最初にロボット搾乳機を導入したそうで、このロボットは2代目です。

真音くんも生まれた時にはすでに設置されていたので、『身近すぎてみんなこれ使っているんだと思っていました』と話していました(#^^#)笑

たしかに生まれた時からあるから当たり前の光景ですよね!

素直でかわいらしい返答に癒されました(*^^*)

則夫さんと真音くんと牛

さらに、有安牧場ではこんな取り組みもしています!

和牛

和牛の母牛に子牛を産ませ、その子牛を8ヶ月育てて出荷しています。

両親が牧場を立ち上げた55年前から続く、酪農と和牛繁殖の両立です。

牛と則夫さん

作業が大変なことはもちろんですが、乳牛の飼い方で和牛を飼うと和牛は太りすぎてしまうので、脂をつけすぎない飼い方に慣れるまで苦労したそうです。

かつては、地域で和牛繁殖との両立をしている酪農家もたくさんいましたが、今ではかなり少なくなっているそうで、ここまで続けられていることは貴重なんです。

牛舎

有安さんは、「命と触れ合うことができるのが魅力的な仕事だと思います。皆さんに喜んでいただけるような、おいしい牛乳・おいしい牛肉ができるように頑張りたいです」と話します。

有安さん家族と
有安さん家族と

家族で大切に育てている牛たち。

これからもたっぷりと愛情を注ぎます。

リポーター
古米沙世