女性スタッフリポーターからの写真を紹介
おめでとう!!新見高校
今回は、今年2回目の登場!
『新見高校 生物調査部 (畜産班)』のみなさんです。
今年10月、5年に1度開かれる通称“和牛のオリンピック”、『全国和牛能力共進会』が鹿児島県で開催されました。
新見高校は、高校及び農業大学校の部『特別区』の岡山県代表に選ばれ、見事、『優等賞 4席』(つまりは全国4位)に入賞しました!!
出場したのは、1才の和牛“いろは”です。
全国和牛能力共進会のようす
ものおじせず、堂々と歩く姿。
背筋がピンと伸び、体のバランスも良いと高く評価されました。
部長の山上さんは、「とにかく会場の人の多さにびっくりしました。自分たちが緊張してしまって、いろはに「落ち着け」と言われるみたいでした」と振り返ります(#^^#)
新見高校の強みは、精錬された調教技術です。
『シッ(進め)』『バッ(止まれ)』などの声掛けを使い分けながら、綱を引き、牛の動きを操ります。
生徒といろはの信頼関係が大事。
日頃からの調教の練習と、愛情をたっぷりと注ぎながらの世話は欠かせません。
代々受け継がれる調教技術のすばらしさを一目で感じさせるのが伝統の『碁盤乗り』です。
小さな碁盤に4本の足を、バランスを取りながら乗せる高度な技!
いろは、お見事!!
なんと2頭同時の碁盤乗りも披露してくれました!(^^)!
左:いろは 右:つむぎ
山上さんは、「初めての出場で受賞したことはうれしかったですが、私たちの本当の目標は全国1位をとること。今後も、後輩たちへこの技術を伝えていって、5年後は私たちが果たせなかった日本一に輝いてほしいです」と話してくれました。
みなさんと
春から懸命に技術を磨き、牛たちとの信頼関係を築いてきたみなさん。
次は後輩たちに自分たちの夢を託します。
- リポーター
- 古米沙世