女性スタッフリポーターからの写真を紹介
サンショウ
今回紹介するのは、実が小さくてかわいらしい、サンショウです(*^^*)
井原市美星町大倉。
標高約400メートルのところにあるサンショウの畑を訪ねました。
ここで栽培しているのは、栽培3年目の川上勝之(かわかみ かつし)さん。
13アールで70本のサンショウの木を育てています。

サンショウを本格的に出荷するのは栽培4年目以降ですが、3年目の木にも少しずつサンショウが実っていましたよ。
実山椒は5月が収穫シーズン。
実がぷっくりと太ってきたら収穫のサインです。
丸い実を、手でとっていきます。
家庭では、茹でて、薬味やドレッシングとして使う人が多いそうですが、生でも食べられるとのこと!
とれたてをいただきました!
初めは、ふわっとさわやかな香りに包まれます♡
だんだんと口の中がピリピリしてきて、しびれましたよ!(^^)!
サンショウは、栽培に手間がかからないので育てやすい作物です。
イノシシなどの野生動物がいる地域でも、サンショウの実が食べられることはほとんどないそうです。
虫による被害というと、アゲハチョウの幼虫がくる程度。
見つけた時に駆除すれば大丈夫です。
また、ひとつひとつの実が小さくて軽いので、力を使わなくても収穫できるというのも、育てやすい理由のひとつです。
本格的に出荷するのは来年から。
大手食品メーカーと栽培契約を結んでいるので、安定した出荷が見込めるそうです。
川上勝之さんは、2020年に発足した「岡山山椒の会」の会長も務めています。
岡山県でサンショウを栽培する人が増えてほしいと、産地化を進めているんですよ。
「サンショウと言えば岡山県!と言ってもらえるように頑張りたい」と話していました。
「実山椒」が味わえるのは、この時期限定!
運が良ければJAの直売所で手に入るかもしれませんよ♪
- リポーター
- 難波紗也