519日(木)

サンショウ

今回紹介するのは、実が小さくてかわいらしい、サンショウです(*^^*)

サンショウ

井原市美星町大倉。

標高約400メートルのところにあるサンショウの畑を訪ねました。

サンショウの畑

ここで栽培しているのは、栽培3年目の川上勝之(かわかみ かつし)さん。

13アールで70本のサンショウの木を育てています。

 

栽培3年目の川上勝之(かわかみ かつし)さん

サンショウを本格的に出荷するのは栽培4年目以降ですが、3年目の木にも少しずつサンショウが実っていましたよ。

実山椒は5月が収穫シーズン。

実がぷっくりと太ってきたら収穫のサインです。

丸い実を、手でとっていきます。

丸い実を、手でとっていきます。

家庭では、茹でて、薬味やドレッシングとして使う人が多いそうですが、生でも食べられるとのこと!

とれたてをいただきました!

とれたてをいただきました!

初めは、ふわっとさわやかな香りに包まれます♡

だんだんと口の中がピリピリしてきて、しびれましたよ!(^^)!

サンショウは、栽培に手間がかからないので育てやすい作物です。

イノシシなどの野生動物がいる地域でも、サンショウの実が食べられることはほとんどないそうです。

虫による被害というと、アゲハチョウの幼虫がくる程度。

見つけた時に駆除すれば大丈夫です。

また、ひとつひとつの実が小さくて軽いので、力を使わなくても収穫できるというのも、育てやすい理由のひとつです。

本格的に出荷するのは来年から。

本格的に出荷するのは来年から。

大手食品メーカーと栽培契約を結んでいるので、安定した出荷が見込めるそうです。

川上勝之さんは、2020年に発足した「岡山山椒の会」の会長も務めています。

岡山県でサンショウを栽培する人が増えてほしいと、産地化を進めているんですよ。

「サンショウと言えば岡山県!と言ってもらえるように頑張りたい」と話していました。

サンショウと言えば岡山県!と言ってもらえるように頑張りたい

「実山椒」が味わえるのは、この時期限定!

運が良ければJAの直売所で手に入るかもしれませんよ♪

リポーター
難波紗也