女性スタッフリポーターからの写真を紹介
山部美由紀さん(矢掛町小田)
両親の後を継いで、干し柿づくりに情熱を注ぐ女性を取材しました!
土井農園 山部 美由紀 代表(45)です。
ひいおじいさんの代から始まる、家業の干し柿づくりを担う、4代目です。
山部さんは4人の娘を持つ、お母さん。
この日は、三女の りい奈ちゃんと、四女の 日芽奈ちゃんも、一緒に畑を訪れました(#^^#)
今の時期は、柿の木のせん定作業に追われます。
秋に収穫を迎えたばかりですが、年が明けてすぐに、次のシーズンの準備が始まるんです。
せん定作業は、将来の実のつき具合につながる大切な作業です。
本格的に就農して10年たった山部さんですが、不安な部分は、母の由美子さん(67)に教わりながら作業をしています。
右:由美子さん
収穫は、10月中旬から。
収穫した柿は、約40日間、この特製の『柿小屋』で干します。
干し柿は、ビニールハウスで作るのが一般的でしたが、『直射日光が当たりにくく、温度や湿度の調節がしやすい干し柿専用の小屋を作りたい』という由美子さんの夢を、山部さんが叶えました。
他にも山部さんは、20種類を超える加工品も由美子さんと一緒に手掛けています。
中でも、『ほしがきチョコ』は、娘が大きくなるにつれ、干し柿を食べなくなったことが悔しくて作った商品です。
干し柿のプニプニとした食感に、チョコレートのパリッとした食感が面白いお菓子。
チョコレートの甘さのあとに、柿の豊潤な香りが広がります。
これは、やみつきになるおいしさですね(#^^#)♡
山部さんは、「干し柿を作るのは大変ですが、私には、次の世代につなげる役割があると思っているので、これからも頑張っていきたいです」と話します。
みなさんと
今では、地域の農業も支える力強い存在です。
農家として、さらには母親として、自分なりの目線で、新たな商品を生み出しています。
- リポーター
- 古米沙世