826日(木)

蒜山の自然を守っているのは、牛!?

毎週木曜日は、SDGsの取り組みを紹介しています!
今回は、12番目の目標『つくる責任・つかう責任』に該当します。
ひるらくが取り組んでいる“循環型酪農”を取材しました!

ひるらく生産課 中村貢易 課長
ひるらく 生産課 中村貢易 課長

真庭市蒜山の観光地『ひるぜんジャージーランド』です。

真庭市蒜山の観光地『ひるぜんジャージーランド』

この時期は、ジャージー牛が放牧され、のびのびとす過ごす姿に癒されますが、実は、この放牧地のすぐそばは、ひるらくが管理している牧草地になっているんです!

放牧地のすぐそばは、ひるらくが管理している牧草地

ここで作った牧草は、ひるぜんジャージーランドが経営する牧場に運ばれ、牛たちのエサになります。

“チモシー”と呼ばれる牧草

“チモシー”と呼ばれるこの牧草は、牛たちも大好きなんだそうです。

今は気分じゃないみたい(^^)笑
今は気分じゃないみたい(^^)笑

牧草は、年に3回刈り取られます。
土には、牛たちのフンなどで作られた、たい肥が使われているんです。

土には、牛たちのフンなどで作られた、 たい肥が使われている

牛たちがここで作られた牧草をエサとして食べ、さらに牛が出した排せつ物がたい肥になる。
このサイクルが、ひるらくが長年取り組む“循環型酪農”です!

育成牧場を経営しています

ひるらくでは、蒜山地域の農家から、生まれて1週間ほどの子牛を預かる、育成牧場を経営しています。

メスの牛

ここにいるメスの牛は、しばらく育てられたあと、種付けを終え、母牛となり、乳が出るようになったら、生まれた牧場に帰ります。
酪農家の家計を支える大切な存在です。

酪農家の家計を支える大切な存在です。

この牧草が、実際に蒜山の牧草地でとれたもの。
みんなバクバク食べています。美味しいんですね(#^.^#)♪

牧草をバクバク食べている様子

ひるらく 生産課 中村貢易 課長は、「観光客もたくさんいらっしゃる地域ですから、酪農もこの自然も大切にしながら、活動を続けていきたいです」と話します。

中村さんと
中村さんと

たくさんの人に愛されるこの風景。
人と牛が、共に作り、共に守る、大切な豊かな緑です(#^^#)

たくさんの人に愛されるこの風景。

リポーター
古米沙世