女性スタッフリポーターからの写真を紹介
蒜山の自然を守っているのは、牛!?
毎週木曜日は、SDGsの取り組みを紹介しています!
今回は、12番目の目標『つくる責任・つかう責任』に該当します。
ひるらくが取り組んでいる“循環型酪農”を取材しました!
ひるらく 生産課 中村貢易 課長
真庭市蒜山の観光地『ひるぜんジャージーランド』です。
この時期は、ジャージー牛が放牧され、のびのびとす過ごす姿に癒されますが、実は、この放牧地のすぐそばは、ひるらくが管理している牧草地になっているんです!
ここで作った牧草は、ひるぜんジャージーランドが経営する牧場に運ばれ、牛たちのエサになります。
“チモシー”と呼ばれるこの牧草は、牛たちも大好きなんだそうです。
今は気分じゃないみたい(^^)笑
牧草は、年に3回刈り取られます。
土には、牛たちのフンなどで作られた、たい肥が使われているんです。
牛たちがここで作られた牧草をエサとして食べ、さらに牛が出した排せつ物がたい肥になる。
このサイクルが、ひるらくが長年取り組む“循環型酪農”です!
ひるらくでは、蒜山地域の農家から、生まれて1週間ほどの子牛を預かる、育成牧場を経営しています。
ここにいるメスの牛は、しばらく育てられたあと、種付けを終え、母牛となり、乳が出るようになったら、生まれた牧場に帰ります。
酪農家の家計を支える大切な存在です。
この牧草が、実際に蒜山の牧草地でとれたもの。
みんなバクバク食べています。美味しいんですね(#^.^#)♪
ひるらく 生産課 中村貢易 課長は、「観光客もたくさんいらっしゃる地域ですから、酪農もこの自然も大切にしながら、活動を続けていきたいです」と話します。
中村さんと
たくさんの人に愛されるこの風景。
人と牛が、共に作り、共に守る、大切な豊かな緑です(#^^#)
- リポーター
- 古米沙世