35日(金)

ほろ苦さを楽しんで 山手直売所のシュンギク

皆さん、お鍋に入れる食材といえば、何を思い浮かべますか?
ネギ、豆腐、白菜、、、さまざまだと思います!

でも、忘れちゃいけないのがシュンギク(´▽`*)!
「お鍋の名わき役」といっても過言ではない程、欠かせない野菜ですよね!

かごの上のシュンギク

高梁川の西側に位置する、総社市秦地区。
ブドウの産地として広まっているのは、農産物を作るのにかなり適した環境だからなんですよ!
シュンギクのハウスを訪ねました♫

総社市秦地区の空撮

栽培しているのは、山手直売所出荷者の会 山際泰夫副会長です。

シュンギクを持つ山際さん

山際さんが作っているのは「中葉種」のシュンギク。
葉の切れ込みが深いんです。
実は、関東で多く作られている種類なんですよ!
「鍋に入れた時の見た目が華やかだから」という理由で中葉種を作ることにしたんだとか!
山際さん好みのシュンギクなんです(*’ω’*)
確かに、きれい♫

栽培中のシュンギク

シュンギクの最盛期は12月から1月ごろ。
お鍋に入れる食材としての需要が高いので、冬に作るんです。
この時期は収穫のラストスパート(*^-^*)
摘み取るときに、ポイントがあるんです!

シュンギクを手入れする山際さん

私たちが口にしている中葉種のシュンギクは「わき芽」の部分なんですよ。
シュンギクはわき芽を摘むと、次から次へと新しいわき芽が出てくるので、ひと冬に何度も収穫できるんです♫

みずみずしいわき芽

ただ、摘み方を間違えると次回収穫できなくなるので、よーく観察しながらとっていくのが大変なんだそうですよ!

シュンギクを鍋に入れるときは、さっと湯にくぐらすくらいがおススメなんだとか!
30秒くらいしゃぶしゃぶして食べると、香りと食感のシャキシャキ感が残って美味しいそうです(*^_^*)
そして、サラダシュンギクとしても食べられるんですよ。
摘みたての若芽をいただきました!

シュンギクを試食する難波アナ

わ~!苦い!!
でも、香りがいい!
嫌な苦みではなく、さわやかな苦みです(´▽`*)
後味はすっきりしていましたよ。

どうしてこんなにおいしいシュンギクができるかというと、山際さんの栽培技術はもちろん、秦地区が環境にも恵まれているからなんです♫

シュンギクのハウス外観

土は高梁川が近いので、砂地。
さらさらなので根に酸素が届きやすく、野菜作りに合っているんです。
水はけもいいですよ☆

栽培に適した砂地

そして、秦地区には、地下に水道管が通っていて、高梁川の水を農業で使えるようにしてあるんです!
すごいですよね!

水道管をひねる山際さん

山際さんのハウスでは、高梁川の水をシュンギクに与えられるようにしています(*´ω`)
「秦地区は農産物が作りやすい環境です!」と話してくれました♫

山際さんと

山際さんは、夕方に収穫し、翌日出荷することが多いそうです。
新鮮なシュンギクを出荷するのは、JA晴れの国岡山の山手直売所「ふれあいの里」です!
備中国分寺の近くにありますよ。

山手直売所「ふれあいの里」外観

今はシイタケやヒラタケなどのキノコ類が出始めていました。
これから旬を迎えます( *´艸`)

店頭に並ぶキノコ類

イチゴも人気で、多くのお客さんが買い求めていましたよ☆

イチゴを購入するお客さん

山際さんのシュンギクは、3月いっぱい直売所に並びます。
お鍋に、サラダに、おすすめです!
ぜひ味わってみてください(*^▽^*)

店頭に並ぶ山際さんのシュンギク

JA晴れの国岡山 山手直売所「ふれあいの里」0866-93-2338

リポーター
難波紗也