39日(月)

石原健佑さん(真庭市古見)

様々なことに挑戦したい、チャレンジ精神旺盛な若手生産者を取材しましたよ!



落合野菜生産組合 石原健佑さん(30)です。
石原さんは就農一年目。
夏場はナス、今の時期は春菊を育てています。



春菊は、落合地域でさかんに作られています。
石原さんも普及所の担当者からすすめられて始めました。
今年は暖冬で特に成長が早く、収穫に忙しい日々を送っています。



石原さんの父は酪農家です。
石原さん自身も幼いころから、牛と接する生活を送ってきました。
いつかは酪農がしたい。いつかは農業がしてみたい。
色んな夢を描きながら、高校では農業を専攻。
畜産や野菜の勉強をしました。
卒業後は、農業大学校に入学し、意外にも花卉の勉強を。
当時から色んなことに興味を持ち、果敢に挑戦しました。



様々な経験を積んだ上で農業を選んだのは、“一番自分に合っている”と思ったからです。
コツコツと毎日積み重ねた成果がすぐに見られる、それがやりがいにつながっています。



畑は、元々牛の飼料用トウモロコシを育てていた場所を活用し、ハウスは、近所の生産者から譲り受けました。



自分なりに納得いかなかった春菊は、捨てるのではなく、牛にあげています。
バクバクと美味しそうに食べてくれていましたよ(*^^*)



こうして牛が食べてくれることでロスがなくなり、さらに、その牛糞でたい肥を作り、春菊の土づくりに活かしています。
“循環させる農業”。これが石原さんの理想の形です。



石原さんは、「今はとにかくいい春菊やナスが作れるようになりたいです。さらにもっと他の品目も挑戦してみたいです」と話してくれました。


石原さんと

今はまだ準備段階。
自分が本当にしたいことは何かを考えながら、日々の新鮮な気持ちを楽しんでいます。

リポーター
古米沙世
撮影場所
真庭市