ここ掘れタケノコ!刺身でも食べられる秘密にせまる!

ライブ5時 いまドキッ!
今日は本当にいい天気です。
日差しのもとではかなり暖かいですよ。
 
そして何よりこの一面整備された綺麗な竹林。
ベタな表現ではありますけれども、ものすごく空気が美味しいです。
 
今日はですね、岡山県内でもタケノコの一大産地。
倉敷市真備町にやってきています。
 
真備筍生産組合副組合長の中塚さんにお話を伺います。よろしくお願いします。
 
(中塚誠生 副組合長)
おはようございます。よろしくお願いします。
 
タケノコなんですけれども、初出荷が終わったところだったんですね。
 
(中塚誠生 副組合長)
はいそうです。
ちょうどこれから旬を迎えます。
 
もう春の食材の代表格ですもんね。
 
(中塚誠生 副組合長)
もうもちろん代表の中でも特に代表ですね。
 
初出荷では45キロほどを集荷し、県内の百貨店などに初物が並びました。
 
(中塚誠生 副組合長)
初出荷は例年より1週間ほど遅らせたのでその分、1週間分の成長もありますので少し大きくなって本数も少し多めかなと思います。
 
上々だったわけですね。
 
まだシーズンが始まったばかりのタケノコ、今回は特別に中塚さんが管理する竹林で収穫を体験させていただきました。
 
この時期、タケノコが地表に頭をのぞかせているのはわずか数センチ。
靴で地面を踏みしめながら、わずかな膨らみを探します。
 
これはわかるかな、難しそうです。しかし早速...

 
おっ!!早くも見つかったすごい。



 

タケノコ掘り歴50年の中塚さんが開始わずか数十秒で発見。ここからは専用の道具を使い、まずはタケノコが生えている"方向"を確認します。
 
これちょっと見た感じ、斜めに生えてますけど。
 
(中塚誠生 副組合長)
見た感じはそうですけど、一応これで確認した方がいいです。
 
これでタケノコの根を探るわけですね。
 
たけのこの付け根を確認したら一気に...
 
おおー!出会えました。頭は本当にもうこれぐらいしか覗かせてなかったんですけど。
掘っていくとしっかりと根本まで。
 
そして中塚さんに負けじと私も...
 
いたっ!これこれこれこれこれ!
 
(中塚誠生 副組合長)
これはダメですね(笑)
 
あっダメなんですか。
 
(中塚誠生 副組合長)
これは伸びないし、細すぎます。
 
たしかに全然違う。
 
ただ、その後もすぐに...
 
あっ待って、これ!
ちょっと待ってこれこれこれこれこれ!
中塚さん、これはどうですか?
 
(中塚誠生 副組合長)
あたりです!
 
やった、やりました!
自分で見つけた当たりのタケノコを掘り出してみると...
 
 
やったー!
どうですか、中塚さん点数は?
 
 
(中塚誠生 副組合長)
もう100点です!

 
やりました!

 
真備地区ではこのように、ほとんど土の中に入っているタケノコを収穫するんです。実はそこに美味しさの秘密があるんですよ。
 
タケノコは日に当たるとアクが出てくるため、このように土の中から掘り出せばアクの少ないものが楽しめるというわけなんです。
 
今回はこのとれたてのタケノコをRSKに持ち帰り、簡単な料理にチャレンジ。

まずは周りの土を洗い落とし、根本の固い部分を切り落とします。
続いて、ここからがポイントです。
普通は下処理のときに米ぬかなんかと一緒に炊くんですが、今回はこちら、もうシンプルにお湯でそのまま茹でていくんです。
アクが少ない真備町のタケノコならではの料理法なんですね。
 
40分ほど茹でましたら、鍋ごとお湯につけたまま冷まします。
粗熱が取れたら皮をむき、スライスして刺身で食べられるんです。

 
とれたて春の味覚は...
んんー、柔らかい!柔らかいけど、このシャキシャキという食感もちゃんとあって美味しい春の味ですね。最高です。
 
そして実はこんなに小さなものもとれてたんです。
地元の方はこういったものをアルミホイルでくるんで炭火の中に入れたり、お家だとトースターなどで焼いて調理するそうです。
 
マヨネーズつけてどうぞ。
 
いただきます。
 
んーシャキシャだ!美味しいです。
クセが少なくていいですね。
 
これからさらに大きくなって、数もどんどん増えて価格も安定してきます。
ゴールデンウィークごろまで楽しめるかなということでした。