521日(火)

岡山県でいちばん早いモモ 出荷スタート!

“岡山県といえば”の果物が一足早く登場です!

JA晴れの国岡山勝央町桃部会の石川裕之副部会長

JA晴れの国岡山 勝央町桃部会 石川 裕之 副部会長のハウスを訪れました(#^^#)


石川さんは就農6年目。

岡山県で唯一、加温栽培のモモを手掛けています。

モモを収穫する石川さん


ハウスでは、5種類のモモを育てていて、5月1日に今シーズンの出荷が始まりました。

出荷作業をする石川さん



☆それでは、クイズです!☆


Q.石川さんが育てているこのモモは何という品種?


① さくひめ  ② なつひめ  ③ こいひめ


石川さんが栽培しているモモ

最近、勝英地域で増えてきている品種なんだそう!


分かりましたか?

さくひめという品種のモモ


正解は…『① さくひめ』です。



作業する石川さん

“さくひめ”は、温暖化が進むこれからの環境に適応した品種だと言われています。


モモは『低温要求時間』と呼ばれる、冬の寒さによる休眠期間が必要なんだそうですが、普通のモモだと約1000時間のところ、さくひめはその半分の約500時間!


通常だと冬の気温が高いと生育スピードにばらつきが出ますが、さくひめは冬の寒い期間が短くても変わらず、高品質なモモに仕上がるんです!

収穫前のさくひめ

暖冬傾向にある近年、特に注目されている品種なんですよ(#^^#)♪


さくひめの断面

味も格別で、まろやかな甘みに、ジューシーな果汁…

モモらしい豊かな香りが口いっぱいに広がります(^O^)


石川さんは、「岡山県北は昼夜の寒暖差があって休眠期間もしっかりとれるエリアです。とにかく“甘い桃”を、いろいろな品種を試しながら作っていきたいなと思っています」と話します。

石川さんと古米さん
〈石川さんと〉


販売は、主に岡山県内の百貨店。

今の時期に食べられる特別なモモです。

ハウスで作るモモの出荷は、6月上旬まで続きます。