817日(火)

生産者の技が光る!御津地区の長ナス

ナスがおいしい季節ですね!

艶やかなナス

今回は、岡山市 御津地区の『筑陽(ちくよう)』を取材しました。
いいナスを作るために、生産者が工夫を凝らしていましたよ!

JA岡山 御津茄子部会 成廣 正孝 副部会長

JA岡山 御津茄子部会 成廣 正孝 副部会長(72)です。
廣さんは、180本ものナスの木を植えていて、今が収穫の最盛期です。
品種は、『筑陽(ちくよう)』。
11月中旬ごろまで収穫が続きます。
近頃の長雨に打ち勝つかのように!
きれいなナスができていました(#^^#)♪

真っ直ぐなナス

真っ直ぐで、曲がりのない、ヘタから先の方まで、実の太さが均一です。
これがいいナスなんです(^O^)♪

いいナス

大切なのは、太陽の光と気温、水分量。
やわらかくて、おいしいナスを作るには、なんと1本の木に、1日 約10リットルもの水が必要になるそうです。
天気によって調整が必要なので、かなり大変です(*_*)

ナスのお世話中

ナス畑を囲むように植えられているのは、『ソルゴー』と呼ばれる植物です。

ナス畑を囲むソルゴー

ナスを傷つける害虫の天敵となる、益虫を集める植物で、ソルゴーについた虫が、ナスについた害虫を食べて駆除します。

ナスを守ります

ナスを守るだけでなく、農薬の減量にも繋がります。
さらに、ソルゴーは背丈が高いので、強い風が吹いた時に、ナスが木に当たって傷つかないように、防風林としての役割も担っています。
御津地区では広く用いられているんです(^O^)!
さらにさらに…ナスの株元をよく見ると…。

ナスの株元にはニラ

なんと、ニラが植えられています!
土から登ってくる害虫対策として、植えているそうです(#^^#)!
細やかなところまで工夫が凝らされています。
御津地区のナスは主に市場出荷。
この美しさと味が、高く評価されているそうです。

御津地区のすてきなナス

廣さんは、「やっぱり今の旬の味をおいしく食べていただきたいです。太陽の恵みと、地の恵を吸収して育ってくれたナスはおいしいと思いますよ」と笑顔で話します。

成廣さんと
廣さんと

どんな天候にも負けないナスを作る、生産者の技術と努力が詰まった一本です(#^^#)!