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8月25日(火)
晩生の品種「白皇」

岡山県で開発された新品種の桃「白皇(はくおう)」は、去年から出荷が始まったばかりのニューフェイスなんですよ。
白桃をより長く味わって貰いたいと生まれました。
そもそも「白皇」という名前は、岡山の白桃のブランドを支える桃の王様を目指していきたい。
そんな思いで名付けられたそうです。
県内有数の桃産地、赤磐市鴨前で桃を作っているJA晴れの国岡山 岡山東モモ部会 今井亨さんの畑をお邪魔しました。
代々続く桃農家なんですよ~
今井亨さんで6代目そして息子の郁弥さんで7代目になります。
奥さんのさおりさんも協力して桃づくりをしています。
形のいい桃を作るために、早い段階から見極めることが大切なんだそうです。
「袋かけの時に小さい実にかけず、大きくなって丸いかたちになるようなものになるべく袋かけをしてあらかじめ摘果をしている」と今井さんは話します。
手間暇かけて作られた桃ですが、去年収穫前にある外敵から被害を受けました。
それが・・・カラスです!
今井さんによると、去年はなんと半分くらいの桃がカラスにやられたんだとか。
それを防ごうと今年は桃の木にネットをしました。
この対策が功をそうして、被害が全くありませんでした。
カラスなどの外敵から守って美味しい桃がたくさんできましたよ!
今井さんは「新しいモモなんで、名前が売れていないのもあって、ぜひとも全国の方に食べていただきたい」と言います。
岡山の白桃のブランドを支えていく「白皇」に期待が高まります。
問い合わせは、JA晴れの国岡山(岡山東)山陽支店経済課 086-955-2077