女性スタッフリポーターからの写真を紹介
梅田 誠さん(吉備中央町上田東)
農業の魅力は、「自分で設計し、想像し、作り上げること!」
Iターンで岡山へ。
ブドウ作りに熱中している男性です。

JA岡山 加茂川ぶどう部会 梅田 誠 副部会長(45)です。
梅田さんは、就農16年目。
85アールの畑で、ピオーネやシャインマスカットを育てています。

今の時期は、花穂整形(かすいせいけい)と呼ばれる作業をしています。
シャインマスカットの木には、ブドウの花の蕾が沢山ついていました。
房の形が見えてきましたね(#^^#)

しかし、これをハサミで一気に減らします!

花が実になるので、実際必要なのは先の方だけ。
これを一房ずつ手作業でしていきます。

梅田さんは、元々名古屋で、航空機の設計関係の仕事をしていました。
有名戦闘機などの設計にも携わることもありましたが、設計図などの資料を担当者に渡して、作ってもらうという立場から、次第に、自分で最後まで作り上げてみたいという思いが芽生えました。
そこから農業に注目。
ブドウ作りに興味を持ち、新規就農者向けに農業団地を設立していた加茂川地区のブドウ生産者になりました。
「一人で作り上げてやるぞ!」という一心で農業に熱中。
しかし、ブドウ作りが軌道に乗ってきたころ、大雪でブドウ棚が崩れ、壊れてしまったそうです。
「1から作るのは大変だから、もうやめようか」と思っていた時、地域の人たちが集まって、助けてくれました。
すっかり元通りになったブドウ畑。
それを思うと、「やっぱり一人ではできないなぁ…」と実感したそうです(#^^#)

梅田さんは、「実が大きくて、形が整ったブドウを安定して沢山作れるようになりたいです。理想まではまだまだかな、頑張ります」と意気込みます。

今の所、育ち具合は順調!
理想のブドウを頭の中で設計しながら、今年もおいしいブドウを作ります。
- リポーター
- 古米沙世
- 撮影場所
- 吉備中央町