122日(金)

長船 伝統の味噌

薄い黄色で、きれいなお味噌(*^^*)
瀬戸内市長船町で昭和55年から愛されているお味噌です。
作り方を一切変えず、守られてきた味なんですよ♪

きれいな薄黄色のお味噌

作っているのは、JA岡山女性部長船支部のみなさんです。
この日の作業は、味噌のパック詰め。
手際よく進めていました♪

お味噌をパック詰めする女性

実は味噌を仕込んだのは1年前。
およそ1年間発酵させるんです!

味噌を置いている予冷庫を見せてもらいました。
鍵を開け、重たい扉をあけると、、、

予冷庫に保管されたたくさんの味噌樽

味噌の入った樽がたくさん!!
しかも広い!
予冷庫の中の温度は、いつも10度前後です。
熟成中に環境の変化があると、味が変わってしまうんだとか。
長船の味噌は「年中いつも同じ味」であることも自慢のひとつなんです(●´ω`●)

8度を示す温度計

1年発酵させるのも長船流!
味噌は半年ほど経てば食べることができますが、1年待つことで甘みが出て美味しくなるんだそうです。
昔からの作り方をずっと変えず、守っています(*^^)

説明をする女性スタッフ

ちなみに色は、白から黄色へと変化していきます。
1年以上置くと、赤っぽい色に変わっていくんだとか!
お味噌は、私たちの口に入るまでずっと発酵し続けています。
生きているんだなと思うとなんだか可愛く思えますよね(*´ω`*)

お味噌をひとつまみ

そして、「安心安全なものを届けたい」という思いが強い長船のみなさん!
使う材料にもこだわっています。
大豆は、岡山産!
大粒で、大きさもそろっていますね(*^^*)

岡山産の大豆

そして、米麹は長船産です。
長船のお米を、地元の麹専門店に持っていき、米麹にしてもらっています。
実は、どんな麹を使うかが味噌のおいしさの決め手になるんです!

長船産の米麹

昔は女性部自らが米麹を作っていましたが、それではどうしても味にムラができてしまっていたそうです。
だから、味噌の味を変えないためにも、麹専門店にお願いすることにしました。
「うちは米麹に一番お金をかけています!」と裏話も教えてくれましたよ(*´▽`*)

女性スタッフの皆さん

みなさんが愛情込めてつくったお味噌は、大人気!
遠くの親戚に会いに行く時に、「お菓子を持っていくよりは、このお味噌を渡したい」と思う人が多くいるそうで、そのおいしさが口コミで広がっているんです♫
全国にファンがいるってすごいことですよね(^^)

パッケージのラベル

私は、女性部の方が作ってくださったお味噌汁をいただきました!
ほっこりする味(*´ω`*)
甘みがあってまろやか。
優しいきもちになりました。
一口飲めば、人気の理由がわかります♪

手作りのお味噌汁

おいしい長船のお味噌は、JA岡山の瀬戸内営農センター長船支所購買で買うことができます!

JA岡山 瀬戸内営農センター長船支所

ここでは、農業資材を中心に販売しています。
置いている食品は、味噌だけ!!
店内に並んでいないので、レジで声をかければ買うことができますよ(*’▽’)

パック詰めされたお味噌

長船の伝統の味、ぜひ味わってみてください♬
JA岡山 総務課:086-225-9846

リポーター
難波紗也