【香川・小豆島】移住者数が県内No.1!元“公邸料理人”が作る「醤油が選べるラーメン」

ライブ5時 いまドキッ!

 「いつかは、自然豊かな場所で新しい挑戦をしてみたい…」

そんな想いを抱いたとき、あなたはどこを目指しますか?今、岡山・香川からもほど近い香川県・小豆島が、移住先として絶大な人気を誇っていることをご存知でしょうか。




その人気は、移住相談件数が県庁所在地の高松市を抑えてダントツの1位になるほど。一体なぜ、これほどまでに多くの人が小豆島に惹きつけられるのか?

その秘密を探るべく島を訪れると、世界を見てきた異色の経歴を持つラーメン店主との出会いが待っていました。彼が作る一杯のラーメンから見えてきた、小豆島の魅力に迫ります。

 

■なぜ人気?小豆島が「移住者に選ばれる」理由




小豆島が移住者に選ばれる背景には、大きく二つの理由があります。



一つは、「離島でありながら、不便さを感じさせない生活環境」。島内にはコンビニやスーパーが充実しており、日々の暮らしに困ることはありません。



もう一つは、「産業の多様性」。観光業はもちろん、オリーブや醤油、そうめんといった伝統産業も盛んで、多様な仕事の選択肢があることも大きな魅力となっています。

 

■元“公邸料理人”が小豆島でラーメン屋!?異色の店主との出会い




そんな移住者に人気の小豆島で、ひときわ異彩を放つラーメン店が「麺屋賀球」です。




倉庫を改装したという趣ある店内で迎えてくれた店主。その経歴は、なんと元・公邸料理人。

公邸料理人とは・・・
海外にある日本の大使館や総領事館で、各国の要人をもてなす料理人のこと




イタリアのミラノやブラジルのリオデジャネイロなど、世界の食都で腕を振るってきた人物です。

なぜ、そんな華やかな経歴を持つ彼が、新天地として小豆島を選んだのか?
その答えは、彼が作る一杯のラーメンに隠されていました。


>>広告の下に続く

醤油蔵から“推し”を選ぶ!前代未聞の「選べる醤油ラーメン」




「小豆島は、料理人にとって最高の環境なんです」
そう店主は語ります。



島には醤油や味噌、そうめん、オリーブといった素晴らしい食材が溢れており、その魅力に惹かれて移住を決意したのだそう。
 
その想いが最もよく表れているのが、看板メニューの「醤油ラーメン」。



驚くべきは、注文時に、小豆島にある5つの醤油蔵の中から、自分の好みの醤油を選んでラーメンを作ってもらえるという前代未聞のシステム。




今回は「ヤマロク醤油」と「正金醤油」の2つをチョイス!



それぞれの醤油の個性に合わせてスープの表情が変わり、訪れるたびに新しい発見があります。




スープのベースとなる出汁は、10種類もの乾物から丁寧に引いたもの。
選んだ醤油の風味を最大限に引き立てつつ、幾重にも重なる深い旨味が、口の中にじんわりと広がります。





 

■塩にもこだわり!旨味の洪水「極上塩ラーメン」




醤油ラーメンと並んで人気なのが「塩ラーメン」。
透き通ったスープは、見た目からは想像もつかないほど複雑で豊かな味わいです。




その秘密は、「貝柱から旨味を出した油」に、ミネラル豊富な小豆島産の塩を使用。素材の良さを知り尽くした元・公邸料理人だからこそ生み出せる、シンプルながらも奥深い、極上の一杯です。


 
世界を知る料理人が辿り着いた、食材の宝庫・小豆島。
店主が作る一杯のラーメンは、ただ美味しいだけでなく、この島の豊かな食文化と、新しい挑戦を温かく受け入れる土壌があることを教えてくれました。
 
 
 

【動画で見る】