【香川・多度津町】気分はタイムスリップ!懐かしくて新しい、古民家レトロカフェ巡り

ライブ5時 いまドキッ!

 古い町並みが今なお残り、どこか懐かしい空気が流れる香川県多度津町。

そんな歴史ある町で、古き良き建物を活かした新しい魅力が次々と生まれています。
今回は、思わず写真に撮りたくなるような、個性的で魅力あふれる2つのカフェをご紹介。

 

■元銭湯がアートな空間に!「藝術喫茶 清水温泉」の衝撃的メニュー





最初に訪れたのは、古い町並みが残るエリアに佇む「藝術喫茶 清水温泉」。

大正末期に創業し、多くの地元民に愛された銭湯が、リニューアルを経てアートな喫茶店として生まれ変わりました。番台や湯船がそのまま残る店内は、まさに非日常空間です。






ここで絶対に頼みたいのが、名物の「風呂桶セット」。





その名の通り、木製の風呂桶で提供されるユニークなセットです。
桶の中には、鮮やかな緑が美しいクリームソーダと、コロンと丸いドーナツ。




クリームソーダは、昔ながらのメロンソーダで、どこか懐かしい味わい。湯船に浸かっているような気分で楽しめます。





そしてセットのドーナツは、なんと地元の豆腐屋さんの特製豆腐ドーナツ。 口に入れると、豆腐の風味はありつつも、食感はふわふわで軽い口当たり。小麦粉のドーナツよりもあっさりとしていて、ぺろりと食べられてしまいます。



このお店を切り盛りするのは、高松からの移住者である西田さん。

「若い子が溢れるような、多度津全体が有名になる拠点にしたい」と、イベントを企画するなど、町の活性化に情熱を注いでいます。



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■ 元醤油蔵の隠れ家カフェ「POKER FACE CAFE」で味わう、絶品"お茶"スイーツ

 



 「藝術喫茶 清水温泉」を後にして、すぐお隣へ。






そこには、大量の古い本や昔のテレビが置かれた、まるで昭和の書斎のような空間が広がっています。




ここは、長年空き家だった元醤油屋さんをリノベーションし、ギャラリースペースを経てカフェとしてオープンした「POKER FACE CAFE」。店内には、100年以上の歴史を持つ建物が醸し出す、落ち着いた時間が流れています。



このお店の自慢は、香川県が誇る「高瀬茶」を使ったオリジナルメニュー。中でもおすすめは、「桜焙じ茶」のかき氷です。



運ばれてきたかき氷は、お茶のパウダーがたっぷりとかかった贅沢な一品。シロップはもちろん高瀬茶から作られており、濃厚で香り高いお茶の風味を存分に楽しめます。 濃厚なソースは、しっかりとした苦味と上品な甘みが絶妙なバランス。




さらに、セットで付いてくる温かい「桜焙じ茶」が、冷えた体に優しく染み渡ります。




ほうじ茶でありながら苦味や渋みは少なく、すっきりとした飲み口で、かき氷との相性も抜群です。

古いものを大切にしながら、新しい息吹を吹き込む。そんな素敵な取り組みが、多度津の町に新しい人の流れを生み出しています。
 

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【香川・多度津】レトロが新しい!銭湯をリノベした話題のカフェと、町を元気にする”まねきねこ課”の魅力


 

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